ミンネ(minne)で売れない理由と解消法を解説〜それでもだめな時の対策もあわせて紹介〜
「ミンネ(minne)にハンドメイド作品を出品しているけど売れない」とお悩みはありませんか?
手間暇かけた作品が全く売れないと悲しいですし、材料費や作業代を考えるとできれば売れて欲しいと思うものでしょう。
この記事ではミンネ(minne)でハンドメイド作品が売れない理由と売れるための対策、ミンネ(minne)の出品に関する疑問を解説しています。
作品が売れずにお困りでしたら、何か改善点が見つかるかもしれません。ぜひ最後までご覧ください。
ミンネ(minne)でハンドメイド作品が売れない理由
引用:トップページ|minne
ミンネは日本最大級のハンドメイドマーケットです。数多くの作家さんが自分のハンドメイド作品を出品していますが、売れる人と売れない人には大きな差があります。売れない理由は一体なんでしょうか?以下でよくある4つの理由を紹介します。
オリジナリティがない
そもそもハンドメイド作品は1点ものやオーダーメイドなど、オリジナリティの高さが求められるものです。
ゆえに、他の作家さんと同じようなデザインであったり技工に特筆すべき点がなかったりすれば、数多ある作品の中に埋もれてしまいます。
量販店でも売っていそうな作品をわざわざハンドメイド作家から買うことはなかなかありません。そのため自分の作品に特徴や個性を出すことが重要です。例えば、自分の得意な技法やテーマを活かしたり、オリジナルのパーツやタグを用いたりといった付加価値を付けられると良いでしょう。
価格設定が適切でない
ハンドメイド作品の価格設定は難しい問題です。
自分の作品に対する愛着や手間暇を考えると高く設定したくなるでしょう。しかし、お客さんは相場や競合作品と比較して価格の高い安いを判断しています。そのため、自分の作品にどのくらいの価値があるか客観的に見積もることが必要です。
またその一方で、価格が安すぎると、品質や信頼性に疑問を持たれる可能性もあります。いずれにせよ競合や相場をリサーチして、適正な価格帯を把握しておくことが重要です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
写真うつりが悪い
ミンネでは、写真が作品の顔となります。
お客さんは写真を見て興味をもち、詳細を確認して購入を決めるのです。写真うつりが悪いと、作品の魅力が伝わらないだけでなく、そもそも興味を持たれず見てもらえません。写真うつりをよくするための対策には以下のような方法があります。
- 明るくて自然な光で撮影する
- 背景はシンプルで統一感のあるものにする
- 作品全体だけでなく細部やサイズ感も分かるようにする
- 色や形が正確に分かるようにする
- 加工は最小限にとどめる
ミンネに限らず今後の販売にも活かせるため、写真が苦手な方はこれを機に撮影の練習をすると良いでしょう。
検索対策ができていない
ミンネでは、お客さんはキーワード検索やカテゴリー検索により作品を探します。そのため検索対策ができていないと、作品が埋もれてしまい見つけてもらえません。具体的な検索対策は以下のような方法があります。
- 作品名や説明文にキーワードを入れる
- カテゴリーやタグを適切に設定する
- お客さんのニーズや季節にマッチしたキーワード・カテゴリーを意識する
上記のようなミンネの検索対策の他には、SNSから集客する方法もあります。InstagramやTwitterでファンを増やしてミンネのショップに見に来てもらうのも有効です。
これらの対策ができていないと、いつまで経っても作品を見てもらえず、「もう疲れた・やめた」といった事態になりかねません。自分ができていないところに当てはまっていないか今一度確認してみましょう。
ミンネ(minne)でハンドメイド作品を売るためにできること
ミンネで作品が売れない原因は様々です。作品そのものに改良の余地があればした方が良いでしょう。しかし、制作そのものに時間がかかるなど、すぐに取り組めないかもしれません。そこで、すぐに実践できる3つのコツを紹介します。
売れない原因を1つずつ解消する
自分の作品ページを客観的に見てみましょう。その中で上記の売れない原因で当てはまるものがきっとあるはずです。それを1つずつ解消していきましょう。
- 価格が相場から外れているなら適正価格にする
- 他の作家さんより写真映えがイマイチなら撮影方法を工夫して写真を差し替える
- タイトルだけでなく説明文をわかりやすく詳細に書く
このように売れない原因を見つけて1つずつ改善していきましょう。
まとめ買いでお得感を出す
まとめ買いを促す説明文を書くのも有効です。
- まとめ買いで送料を割引きいたします
- こちらの商品とセットで購入される方が多くいらっしゃいます
このようにお得感を出すほか、合わせ買いでより満足感がアップするなどのメリットを訴求できれば、購入してもらえる可能性も高まります。
SNSで宣伝する
ミンネ上での対策も必要ですが、それでは集客に限界があるかもしれません。そこでぜひおすすめするのが、SNSで専用のアカウントを作って、自分の作品を宣伝することです。
InstagramやTwitterなどのSNSで自分の作品や制作過程を紹介すると、ファンが増えたり、口コミが広がったりします。
SNSでの宣伝・発信は定期的に続けることが必要にはなりますが、自分の作品に対する想いやストーリーを伝えることで、お客さんとの信頼関係も構築しやすくなるはずです。
それでもミンネ(minne)で全く売れなかったら
上記の対策をしても売れなければ以下の方法を検討してみましょう。
ジャンルを変える
そもそもジャンルによっては競合が多い・強い場合があります。このような場合、よほど差別化できるポイントがなければ同じ土俵で戦うのは難しいものです。自分の作品をもっと改良できる・クオリティを上げられるのでなければ、別のジャンルやアイテムに挑戦するのも1つの方法でしょう。
販売場所を変える
ジャンルやアイテムを変える方法はあるものの、できればこれまで培ってきたスキルを活かしたい・同じアイテムを作り続けたいという方も多いのではないでしょうか。いくらハンドメイドに慣れていても改めて他のアイテムを作るとなると、慣れるまで時間がかかってしまいますよね。
こういった場合は、ミンネに拘らず他の場所で売ることも選択肢として考えてみましょう。例として以下のような販売方法があります。
- クリーマ:ハンドメイドプラットフォーム。ただしプロやセミプロが多いためクオリティによっては厳しい可能性もある。
- メルカリ:フリマアプリ。利用者数が非常に多く、目に触れる機会も増えるはず。
- BASE:ネットショップ。ハンドメイドで利用する人もいる。
メルカリなどと比べてどっちが売れるかは、ジャンルやアイテム、ターゲット層も異なるため一概には分かりません。そのため、それぞれのプラットフォームでよく売れるものはどんなものかリサーチを十分する必要があります。
ミンネ(minne)でなかなか売れない時に感じる疑問
ここからはミンネでなかなか売れない時によくある疑問に答えていきます。
初めて売れるまでどれくらいかかるもの?
自分の作品が全く売れないと、初めて売れるのは一体いつになるんだろう、と不安に思う方も多いでしょう。
初めて売れるまでの期間は個人差が大きく、早ければ1週間以内に売れる人もいますし、1ヶ月以上かかる人、半年ほどかかった人もいます。他の人が売れていると焦るかもしれませんが、自分に足りない対策を知って1つずつ解消していくのが一番の近道なのではないでしょうか?
お気に入り登録されても売れないのはなぜ?
お気に入り登録されると嬉しいものですが、登録されてもなかなか売れないことも少なくありません。お気に入りにはされているのに売れない原因としては以下のようなものが考えられます。
- 他の人と比較検討した結果、買わなかった
- レビューが少なくて不安だから見送っている
- お気に入りだけでそもそも購入する気があまりない
- 決め手にかけるため購入に至らず悩んでいる
お気に入り登録に一喜一憂せず、参考程度に捉えておきましょう。
値下げは効果がある?
なかなか売れない時は「値下げをすれば売れるのでは?」と思うかもしれません。
しかし安易は値下げはやめましょう。
単純に利益率が下がるのはもちろんですが、あなたの作品・ブランドイメージが損なわれる可能性もあります。相場より明らかに高いようであれば適正価格に合わせるために値下げをするのは有効です。しかし値下げを考えるなら、競合調査などを十分に行ってから検討しましょう。
まとめ|ミンネ(minne)で売れないなら原因を解消しよう
ミンネで作品が売れない時には何らかの理由があるはずです。
オリジナリティのなさなど商品そのものに原因がある場合と、それ以外の原因(価格設定など)があるため、まずは売れない原因を分析してみましょう。
原因がわかれば1つずつ解消していけば良いのですが、その際集客の難しさに直面するかもしれません。可能であればSNSで作品や制作過程を紹介してファンを増やすよう行動すると見られる機会が増える可能性があります。
作品自体がよければ集客の仕方で状況が改善するかもしれません。売れなくて困っているなら今できる色々な方法をまずは試してみましょう。
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