クリーマでハンドメイド作品が売れないのはなぜ?対策やミンネとの違いも解説
「クリーマで出品してみたけど、全く売れない」「出品する作品を増やしたら売れるのかな?」とお悩みではありませんか?
クリーマは大手ハンドメイドマーケットで参入する作家さんも多く、「思うように売れない」という声もよく聞かれます。
そこでこの記事では、クリーマでハンドメイド作品が売れない理由と対策、ミンネとの客層の違いを解説しました。自分の作品が売れるようになりたい方はぜひ最後までご覧ください。
クリーマでハンドメイド作品が売れない理由
クリーマは大手ハンドメイドマーケットです。幅広いジャンルで作家さんが多数の作品を出品しています。必要な登録作業などを行えばクリーマで販売を始めること自体は難しくありません。なかなか売れないといった声もしばしば聞かれます。
クリーマで作品が売れない理由としては特集に掲載されないことやオリジナリティのなさなどが挙げられます。以下で1つずつ解説します。
特集に掲載されていないから
クリーマでは作品が特集やメルマガに掲載されていないと、なかなか売れません。
クリーマのトップページの特集はサイトを訪問するとまず目につくもので、ここに掲載されないと認知度が上がりにくいからです。
良い作品でも、お客さんの目に触れなければ買ってもらえません。クリーマで作品を見てもらうためには特集への掲載が一番の近道なのです。
オリジナリティがないから
クリーマに限りませんが、ハンドメイド作品はオリジナリティがないと他の作品に埋もれてしまい、なかなか売れません。
わざわざハンドメイドマーケットで作品を探すお客さんは、量産品とは違う「個性的な作品」や「1点もの」を求めています。
もちろん売れ筋やトレンドはあるため、参考にしつつ自分独自のカラーを出した作品を作らなければなかなか売れないでしょう。
写真がイマイチだから
クリーマに掲載されている作家さんの作品写真を見ると、どれも非常に綺麗で映える写真ばかりです。そのため、作品の顔である写真に力を入れないと、詳細を見てもらえません。
クリーマは気軽に利用できるものの、洗練された印象を受けるハンドメイドマーケットです。そもそものスタートラインに立つためにも写真のクオリティは重要となります。
競合のクオリティが高いから
クリーマの独自性は、プロ・セミプロレベルのクリエイターを中心とした作品を集めている点にあります。
そのため、競合に高品質の作品が並んでおり、出品しても埋もれてしまいがちです。
作品のクオリティが高いからこそお客さんも集まりますが、それゆえにクリエイター側からは参入障壁が高いと言えます。
クリーマでハンドメイド作品が売れるようになるには?
引用:特集一覧|Creema
クリーマでハンドメイド作品を売れるようにする近道は特集に掲載されることです。そのためまずは特集に応募しましょう。また、プロレベルの作品に埋もれないようより洗練された写真を撮る、集客に力を入れるなども必要です。
特集へ応募する
クリーマに作品を出品しても、特集に掲載されなければ、なかなか見てもらえません。特集に掲載されるには応募が必要です。
応募するには、まずはクリーマからのメールをチェックしましょう。定期的に届くメールに「特集に掲載する作品募集」と記載されているため、募集要項に合った(テーマに沿った)作品を制作して出品しましょう。
簡単に掲載されるわけではありませんが、積極的に制作して応募すると良いでしょう。
写真を撮り直す
これまで写真に力を入れていないようでしたら、まずは作品写真の撮り直しをおすすめします。
特に高性能なカメラでなくても、撮影方法を変えればかなり良い写真になるため、工夫してみましょう。
- 作品が映える背景にする
- できるだけ自然光の下で撮影する
- ショップ内で統一感を出す
- 配置・アングルを研究する
- 加工(リタッチ)は最低限にする
写真のクオリティを上げることで、パッと見た時に見劣りにくくなります。ぜひ試してみましょう。
差別化を図る
クリーマはプロやセミプロレベルの作家さんが多いため、お客さんに見てもらうためには差別化を図る必要があります。
材料にこだわる、独自性のあるデザインを取り入れる、ニッチな需要に応える、など何らかの工夫をした方が良いでしょう。
SNSから集客する
クリーマのサイト・アプリ内からお客さんに見てもらおうと思うとなかなか難しいかもしれません。このような場合は、SNSから集客することをおすすめします。
Instagram・Twitterで作品を投稿したり、制作過程を投稿することで見てもらえる機会が増えるかもしれません。もちろん、漫然と投稿しても見てもらえる数(インプレッション数)は増えにくいため、ハッシュタグの活用など、SNS運用を勉強する必要はあります。
それでもクリーマで売れないなら?
このように対策してもクリーマで売れないなら、他のプラットフォームでの販売を検討した方が良いかもしれません。
もし「1つも売れない」という状態であっても、販売場所が変われば売れる可能性はあります。
そもそも多数の作家さんは複数のプラットフォームで登録・販売しているため、クリーマしか登録していないなら、他のサービスの登録も検討してみてはいかがでしょうか。
クリーマとミンネに関する疑問
クリーマと同じくハンドメイド販売の大手プラットフォームであるミンネ。
どちらか一方だけ利用している人も両方利用している人もいます。より効率的に出品するためにも、両者の特徴を踏まえたうえで出品をしたいものですね。
クリーマとミンネの客層は違う?
一見似た雰囲気のクリーマとミンネですが、ターゲット層・客層は違うと考えられています。
いずれも女性がメインの客層とはなりますが、年齢層や価格帯などは違っているようです。
クリーマ | ミンネ | |
主な客層 | 30代以上 | 10〜20代 |
価格帯 | 高額な作品も多い | 比較的安価な作品が多い |
作品のクオリティ | プロ・セミプロレベル | ハンドメイドらしさがあり |
客層は違えども、両方で出品している作家さんも多くいます。どちらを利用しようか迷っているなら、ひとまず両方に登録・出品してお客さんの反応を見てからその後の運用を考えてはいかがでしょうか?
クリーマとミンネで向き不向きはある?
「プロに近いレベル」「アート色が強い」「他になかなかない」といった作品の場合はクリーマで出品する方が向いているでしょう。このような作品は必然的に価格帯も高くなり、ミンネでは買われにくい傾向にあるからです。
一方で、ハンドメイド色が強い作品で比較的安価なものはミンネの方が向いているでしょう。趣味の延長線上で販売を始めたい人にもピッタリで間口が広いとも言えます。
クリーマでもミンネでも、売れるもの(販売できる作品)は大差ないため、ジャンルよりはクオリティや独創性で選択すると良いかもしれません。
まとめ|クリーマで売れないなら他のプラットフォームも検討しよう
クリーマはプロ・セミプロレベルの作家さんが多く出品するハンドメイドマーケットです。クリーマでの出品自体は難しくありませんが、特集に掲載されないとお客さんの目に留まらずなかなか売れません。
そのため、特集へ応募したり、写真のクオリティをあげたりといった対策が必要です。しかし、それでも全く売れないなら、クリーマ以外の他の販売経路を検討した方が良いでしょう。プラットフォームが変われば客層も変わってきます。自分の作品に合うターゲット層に見てもらえれば売れる可能性も高くなるでしょう。
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