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漫画家のアシスタントの仕事内容やなる方法は?必要なスキルや給料の相場も解説

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「漫画家になりたいけど、まずアシスタントとして働いてみたい」

「漫画家のアシスタントになるにはどうすれば良いんだろう」と疑問に思う人もいるでしょう。

漫画家志望の人でアシスタントをしたいと考える人もいますが、どうやったらなれるのか分からない人も多いでしょう。

そこでこの記事では漫画家のアシスタントの仕事内容や求められるスキル、なる方法などを解説します。プロの先生の元で働きたい方はぜひ最後までご覧ください。

漫画家のアシスタントの仕事内容

漫画家のアシスタントは具体的に何をするのでしょうか?漫画家の先生の手伝いといっても具体的にどこまで担当するのか、あまり知らない方も多いでしょう。ここからはアシスタントの仕事内容を紹介します。

作画の補助

アシスタントの主な仕事は作画の手伝いであり、背景や効果線を描きます。主な作画内容は以下の通りです。

ペン入れ 下描きの上からペンでなぞって線画を描く
消しゴムかけ ペン入れの線が乾いたら下描きの線を消しゴムで消す
ベタ塗り 指定の場所を筆ペンやフェルトペンで塗りつぶす
ホワイト ペタ塗りの際にはみ出した箇所を修正液で消す
トーン貼り 指定の場所にスクリーントーンをカッターで切って貼る
効果線 集中線・フラッシュなどを描く
背景 後ろの風景や小物などを描く

漫画の作画の工程は膨大です。これら全てを漫画家の先生がするのは大変なのでアシスタントに依頼しています。

雑務

漫画家のアシスタントの仕事の大半は作画の補助ですが、先生によっては雑務も多く任されます。先生が原稿に集中できるように、身の回りの雑務をしてサポートするイメージです。

具体的には、家事や買い出しなどが多く挙げられます。もちろん通いや泊まりで仕事する場合の話なので、在宅でアシスタント業務をする場合はこの限りではありません。

漫画家のアシスタントに求められるスキル

デジタルイラスト・ペンタブレット

漫画家のアシスタントとして働くためには、いくつか求められるスキルがあります。いずれも先生が効率よく漫画の執筆を進めるためのものです。以下でそれぞれ解説します。

基本的な画力

アシスタントにとって最も重要なスキルは、基本的な画力です。しかし、人物やキャラクターが上手に描けるスキルは必須ではありません。それよりも背景を上手に描けることが重要です。キャラクターの後ろの風景はもちろん、車などのオブジェクトを上手く描けると良いでしょう。

他には基礎的な作画技術が必要です。アシスタント業務によくあるベタ塗り・トーン貼りなどの基本的な描画や器用さは必須ですし、さらにスピーディにこなせると重宝されます。

コミュニケーション能力

漫画家のアシスタントは、漫画家や他のアシスタントとの円滑なコミュニケーションが求められます。指示の理解や要望の確認、作業の進捗報告などのコミュニケーションはもちろんですが、気遣いも欠かせません。

仕事柄、締切に追われて仕事場はピリピリしがちです。そのため、同程度のスキルをもつ人であれば、周りに配慮できる人の方が求められるでしょう。

デジタルツールを扱うスキル

今、漫画制作においてデジタルツールの使用が一般的になっています。中でも多くの漫画家がCLIP STUDIO(クリスタ)を使用しています。

もちろんアナログの仕事場もあるため、必須ではありません。しかし、今後自分が漫画を描きたい、漫画家として仕事をしたいと思った時にデジタルツールを扱えると作業を効率化できます。また、先生によっては画力よりデジタルツールを使えるかどうかで採用を決めるケースもあります。

そのため、使ってことがなければ今からでも触れておくと良いでしょう。

デジタルでイラストを描く方法はこちらの記事で解説しています。

漫画家のアシスタントになるには?

インターネット・マッチング

漫画家のアシスタントになるには大別して4つの方法があります。

  • マッチングサービスで探す
  • アシスタント募集の掲示板で探す
  • 編集部や漫画家のサイトから探す
  • SNSで探す

以下でそれぞれ解説します。

マッチングサービスで探す

漫画家とアシスタントをマッチングさせるオンラインサービスがあり、2023年12月現在で有名なものでは「GANMO(ガンモ)」が利用可能です。GANMOは漫画家の赤松健氏が2012年に立ち上げたサービスで、アシスタントを募集している漫画家と仕事を探しているアシスタントが数多く利用しています。

それぞれジャンルや条件など記載しているため、希望に近いアシスタント先を見つけられるかもしれませんよ。

アシスタント募集の掲示板で探す

前述したマッチングサービスと類似していますが、アシスタント募集の掲示板もあります。こちらはJACが有名です。JACは1999年から運営されているサイトで、こちらも漫画家・アシスタント双方が募集をかけられます。

ほかには漫画投稿サイトの「DAYS NEO」でもアシスタント募集のページがあります。雑誌やジャンルなどが合えば利用してみてはいかがでしょうか?

編集部や漫画家のサイトから探す

 

雑誌編集部のサイトにはアシスタント募集のページが設けられている場合があります。好みの雑誌やジャンルがあれば「〇〇(雑誌名) アシスタント募集」で検索して探してみましょう。

また、漫画家個人が自身のサイトでアシスタントを募集している場合もあります。好きな先生がいたら公式サイトをチェックしてみると良いでしょう。

SNSで探す

今はSNSを利用している漫画家も多いため、SNS上で直接募集しているケースもあります。特にX(旧Twitter)では、レギュラー臨時問わず募集しているポストが多くあります。しかし、古い投稿がそのまま残っている場合も多いため、探すときは最新のポストから見るようにしましょう。

漫画家のアシスタントに関するよくある疑問

question

ここからは漫画家のアシスタントに関するよくある疑問に答えていきます。

アシスタントの給料はどれくらい?

アシスタントの給料がどれくらいか気になる方は多いでしょう。しかし、実際のところ、給料はまちまちと言わざるをえません。

一例として未経験の場合、相場としては時給1000円程度からスタートの場合が多く、1日8時間・週休2日で仕事をしても月収20万円には届きません。しかも、週1〜3日程度の募集も多く、かけもちしなければ十分な収入が得られないことが分かります。

ただし、能力により時給や日当のアップも可能です。また、数は少ないもののチーフアシスタントであれば、日当25,000円の募集もあります。

実際に仕事をしながらスキルアップして時給アップを狙うと良いでしょう。

未経験でもアシスタントになれる?

漫画家のアシスタントは未経験でもなれる場合があります。実際に募集されている要項をみると「アシスタント経験の有無は問わない」「未経験OK」「初心者歓迎」といった文言をしばしば見かけるためです。

ただし、漫画家の先生が求めるスキルは最低限持っておかなければなりません。募集要項を見ていると「背景が描ける人優遇」「必須技能:CLIP STUDIO」などの記載が目につきます。

そのため、需要の多いスキルを身につけたうえで応募すると、未経験でも採用されやすくなるでしょう。もちろんポートフォリオも忘れず用意してくださいね。

学生でもアシスタントになれる?

学生がアシスタントになるのは難しい場合が多いでしょう。なぜなら、アシスタントの作業時間は長時間となる傾向が多いうえ、締切に追われていると泊まりが必要になることもあるからです。

もちろん全ての漫画家がそうではありません。しかし、こういった事情から学生や本業がある人には難しい、もしくはかなり職場が限られるでしょう。

学生でどうしてもアシスタントをしたいなら、募集にたくさん目を通してください。数は多くありませんが、週1日からでもOKの場合や臨時で短期集中型の募集もあります。長期休みを活用するなどしてアシスタントの仕事ができないか根気強く探してみましょう。

まとめ|スキルを磨いて漫画家のアシスタントになろう

漫画家のアシスタントになるには、オンラインのマッチングサービスや募集サイトで探すのが近道です。未経験OKの募集も多いので、これからアシスタントになりたい方にもぴったりでしょう。

ただし、画力やツールの使用など、先生によって求めるスキルがあるため、要項をよく確認してください。アシスタントとして働きながら、プロの技術を間近で見て吸収していきましょう。

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