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【初心者向け】音楽の作り方 | 曲作りに必要なものや収益化を目指す方法も解説

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YouTubeやTikTokなど、個人でも気軽に音楽を発信できるようになったことから「音楽を作って、ほかの人に聞いてほしい」と考える方が増えています。作曲や収益化に対して興味をもつ方もいるでしょう。

「音楽を作る」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、DTMソフトや作曲アプリを使えば、誰でも簡単に曲作りが可能です。

そこで当記事では、初心者でもできる音楽の作り方を紹介します。音楽制作に必要なものや、音楽を作る際のポイントも解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

音楽制作は初心者でもできる!

結論から述べると、音楽制作は初心者でもできます。プロ並みのスキルや高度な機材がなくても問題ありません。簡単に曲を作れるソフトやアプリも多数あるので、うまく活用しましょう。

一方「初心者でも音楽を作れる=収益化できる」というわけではありません。多くの人に聞いてもらったり、収益化を目指したりする場合は、ある程度のクオリティやマーケティンスキルなどが必要となります。

いずれにしても、まずは実際に曲を作ってみることが大切です。音楽作りを通して、新たな世界にチャレンジしましょう。

曲作り・音楽制作に必要なもの

曲作り・音楽制作には、いくつか必要なものがあります。どんな音楽を作りたいかで必要な機材は若干異なりますが、以下では音楽制作に欠かせないものを紹介します。

デバイス(PC・スマホ)

曲作りには、PCやスマホといったデバイスが必須です。音楽制作では録音だけでなく編集作業が必要となります。デバイスがないと曲を仕上げられません。

また、音楽制作はスマホでもできますが「本気でやりたい」「収益化を目指すレベルの曲を作りたい」という場合はPCを用意しておくのがおすすめです。操作性や自由度が高いPCのほうが、仕上げの編集もしやすいです。

録音機器

効率的に曲作りを進めたいなら、録音機器も用意しておきましょう。その場で思いついたメロディーを残しておくことができます。ただし、譜面起こしができる場合は、録音機器は必須ではありません。

DTMソフト・作曲アプリ

曲作りには、DTMソフトや作曲アプリが必要です。

DTMソフトとは「デスクトップミュージック」の略称で、PCで音楽制作に必要な編集作業ができるソフトを指します。作曲アプリも同様に曲の編集作業ができるアプリです。

DTMソフトはPC、作曲アプリはスマホ(iPhoneやandroidなど)で使えます。使用デバイスをはじめ、自分に合ったツールを用意しておきましょう。

楽器

曲作りには楽器を用いるのがおすすめです。楽器を使えば、メロディーやコードも作りやすくなるでしょう。また、シンプルな曲であれば「楽器+デバイス(録音危機)」だけでも制作できます。

ただし、曲によっては楽器の有無を問いません。作業用BGMやボカロ曲など、楽器がなくてもPCのみで制作可能な曲もあります。

音楽(オリジナル曲)の作り方

音楽(オリジナル曲)の作り方について、順番に紹介していきます。「実際の音楽制作の流れを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

音楽の基礎知識を身につける

オリジナル曲を作るためには、最低限の音楽に関する基礎知識を身につけておく必要があります。

初心者の方は、まずは本やYouTubeなどを参考にして学びましょう。最近は有料のものだけでなく、無料で学べるコンテンツも多く公開されています。

また音楽制作を進めるためには「音楽の三要素」についても理解しておかなければいけません。音楽はメロディー・ハーモニー・リズムの3つの要素で構成されています。三要素を意識して曲作りを進めてみてください。

曲のテーマを決める

音楽の基礎知識を学んだら、雰囲気やテンポ(明るい曲調・暗い、落ち着いた曲など)といった曲のテーマを決めましょう。イントロを付けるか否か、AメロやBメロ、サビなどの構成を考えておくと、スムーズに曲作りを進められます。

コードを作る

曲のテーマが決まったら、続いてコードを作っていきます。コード(和音)は、同時に演奏された2つ以上の音のハーモニーです。ギターやピアノがあれば、実際に音を鳴らしてコードを探したり、作ったりできます。

楽器を使う場合は、コードフォームやコードブックなどを参考にしてみてください。初心者、または楽器を使用しない場合は、DTMでコードとリズムから進めていくのもおすすめです。

メロディーを作る

メロディーは、どの部分から進めても問題ありません。「曲の頭から」という決まりはないので、「サビから」「終盤から」など、自由な場所から作っていきましょう。コードを用意しておけば、初心者でもメロディーを作りやすいはずです。

歌詞を作る

コードやメロディーができたら、いよいよ歌詞を作成していきます。ストーリーや伝えたいメッセージを軸に、歌詞を組み立てていきましょう。

すでに曲のメッセージ性やテーマ、世界観が決まっている場合は、歌詞を先に作るのもOKです。

編集・最終調整をする

曲の全体像ができたら、最後に編集・最終調整をおこないます。DTMソフトや作曲アプリを使って、曲全体をブラッシュアップしましょう。自分で聞き直しながら、細かな部分を修正すれば完成です。

ボカロ曲の作り方は?

ボカロ曲(電子音楽)には、スピード感のあるテンポ、広い音域、複雑なリズムといった特徴があります。とはいえ、ボカロ曲であっても、曲作りの基本は先述した「オリジナル曲の作り方」と大きく変わりません。以下の手順で進めていきます。

  1. 曲のテーマを決める
  2. 歌詞を作る
  3. メロディー・コードを作る
  4. ミックスをおこなう
  5. 動画を作成する(YouTubeにアップする場合)
  6. 公開する

メロディー・コードまで作ったら、ボカロ曲に欠かせないミックスをおこないます。

ミックスとは、作成した音楽の音量バランス・音の位置・音色などをコントロールし、綺麗になじませる工程です。編集ソフトを使って、全体のバランスを整えていきます。

ボカロ曲は動画をつけて公開するケースが多いです。YouTubeの場合は、動画付きのほうが再生数が増えやすい傾向があります。

自分では動画作成ができない・収益化を目指せるレベルのコンテンツにしたい、という方は、動画作成をプロに頼むのも1つの手です。

初心者が音楽を作る際のポイント

初心者が音楽を作る際のポイントを3つ紹介します。はじめから高度なテクニックを用いる必要はありません。基礎を盛り込んだシンプルな曲を制作し、徐々に音楽制作に慣れていきましょう。

さまざまなジャンルの曲を聴く

初心者の方は、日頃からさまざまなジャンルの曲を聴くのがおすすめです。ただ聴き流すのではなく、メロディーやコード進行、展開や歌詞のリズムなどにも注目しましょう。

複数のジャンルを聴くことで、自分のなかにメロディーやアイデアがストックされていきます。

4分の4拍子を守る

初心者が曲を作る場合は、4分の4拍子を守ることを意識しましょう。4分の4拍子とは「1小節の中に4分音符が4つ入る長さ」を意味し、わかりやすい、聴きやすい音楽に仕上がります。

コピーやシンプルな曲からチャレンジする

初心者が高度なテクニックを用いる必要はありません。はじめは基礎を抑えつつ、コピーやシンプルな曲からチャレンジするのがおすすめです。

シンプルな曲にはシンプルな曲ならではの魅力があります。あえてシンプルなメロディーを使ったり、休符を入れてみたりすると、わかりやすい・耳に残りやすい音楽に仕上がるでしょう。

音楽で収益化を目指す方法

音楽で収益化を目指す方法はいくつかあります。

  • デジタル配信(ダウンロード・ストリーミング・サブスク)で印税を得る
  • YouTubeを活用する
  • ライブで稼ぐ
  • CDやグッズを販売する
  • 音楽制作を受託する
  • 音楽講師になる
  • クリエイター向けのプラットフォームを活用する

最近は、デジタル配信やYouTubeの活用で収益化を実現している人が多いです。いずれも再生数に応じて印税や広告費が発生する仕組みで、「音楽制作×マーケティング」を徹底すれば、安定収入も夢ではありません。

そのほかの音楽で稼ぐ方法については、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひ読んでみてください。

【厳選】音楽で稼ぐ方法6選 | ライブ・配信だけじゃない!方法と必要なスキルを理解して収益化を目指そう

音楽の作り方は難しくない!経験を積んでスキルを磨こう

音楽の作り方は難しくありません。初心者でも、DTMソフトや作曲アプリを活用すれば、比較的簡単に音楽制作ができます。まずはコピーやシンプルな曲からチャレンジしてみてください。

ただし、曲を作れるからといって、必ずしも稼げるわけではありません。音楽で収益化を目指す方法は複数ありますが、案件を受託したり、効率的に音楽制作をしたりするには、クリエイター向けのプラットフォームを活用するのがおすすめです。

意見交換や人脈作りなどにも活用できるので、ぜひチェックしてみてください。

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