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作曲の勉強は何からしたら良い?独学の方法や役立つサイトやアプリを紹介

作曲の勉強は何からしたら良い?独学の方法や役立つサイトやアプリを紹介

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オリジナル曲を作りたいと作曲に挑戦したものの、思いのほか難しくて挫折した経験はありませんか?

楽器の経験があったとしても、実際にゼロから曲を作り上げるのは容易ではありません。作曲のために勉強するなら、既存の曲の分析と理解がおすすめです。もちろん、音楽理論も習得できればなお良いでしょう。

そこでこの記事では、作曲を独学で学びたい人に向けて、既存曲を用いた勉強法や役立つサイトを紹介します。自分のペースで学びながら、オリジナル曲を作る楽しさを感じてみましょう。

作曲の勉強は独学でもできる?

インターネット上のコンテンツは文字だけでなく動画も増えており、さまざまなジャンルのノウハウを独学で習得できるようになっています。そのため、作曲の勉強も独学でできるのでは?と考える人もいるかもしれません。

結論からいうと、ある程度は独学で作曲の勉強は可能です。ただし、作曲はクリエイティブで正解がありません。作曲の勉強として学ぶと良い音楽理論は多数ありますが、その中の一部が独学で学べるとイメージすると良いでしょう。

ちなみに、作曲のやり方については、こちらの記事で解説しているため、ぜひ参考にしてください。

「作曲の勉強=音楽理論」であれば一部は独学でも可能

作曲の勉強といっても、教科書があるわけではないため、「これを勉強したら必ず作曲ができる」というものはありません。

しかし、音楽理論は学んでおくと作曲に役立ちます。ただし、音楽理論といっても、その内容は実に多彩です。そのため、まずは基本的な音楽理論に触れることをおすすめします。

例えば、以下の音楽理論はテキストやオンラインのコンテンツを参考に独学でも学べるでしょう。

  • 楽典:楽譜や音符、音階などの基礎的な知識
  • コード:和音とその進行、ジャンルごとの様式などの知識
  • リズム:拍子やビート、さまざまな技法の知識

作曲においてメロディー・ハーモニー・リズムの3要素は非常に重要であるため、上記の理論を学んでおいて損はありません。ただし、作曲に正解はないため、学んだから作曲できるわけではないことは注意してください。

音楽理論によっては教えてもらった方がベター

前述したように独学でも学べる音楽理論はいくつかあります。しかし、一部の理論はフィードバックがないと習得が難しいため、独学には向いていないかもしれません。

例えば、以下の音楽理論は必要に応じてレッスンを受けた方が良いでしょう。

  • 和声学:音の重なりや進行に関する理論
  • 対位法:複数の旋律を同時に進行させる技術

まずは、基本となる音楽理論から学んでいくことをおすすめします。

作曲の勉強は既存の曲をよく聴くことから

作曲の勉強は既存の曲をよく聴くことから

「作曲をしたい」「とにかく曲を作りたい」と思った時に、何からしたら良いか迷うかもしれません。そんな時は、まずは既存の曲をたくさん聴いてみてください。

もちろん、ただ漫然と聴くだけではあまり意味がありません。曲のメロディーやコードといった構造を意識的に感じ取ることが大切です。

曲を生み出そうとしても、全くゼロの状態からは生まれないもの。多くの曲を聴き込んでインプットすれば、作曲のヒントやアイデアとなり、自分の引き出しに加えられるはずです。

1.好きな曲を聴き込んでメロディーを再現する

まずは、自分が好きな曲を繰り返し聴き込んで、メロディーをつかみましょう。

メロディーラインが耳に馴染んだら、ピアノでもギターでもDAWソフトでも良いので実際に再現してください。弾いたり打ち込んだりすることで、その曲特有のメロディーや音域、音の多さなどを把握しやすくなるものです。

アーティストごとに頻出のメロディーラインがある、心地良いと感じるメロディーがある、など、さまざまな気付きも得られるでしょう。

2.コード進行を把握する

メロディーの把握よりも難しいですが、さらに聴き込んで曲のコード進行を確認してみましょう。

多くの曲のコード進行を書き出してみると、思った以上に定番のコード進行が使われていることが分かるはずです。コード進行には、楽曲の雰囲気や感情を決める要素が含まれているため、さまざまなコード進行に触れると作曲の幅が広がります

3.弾く・打ち込みをするなどしてコピーする

メロディーとコード進行が分かったら、楽器で弾いたりDAWで打ち込んだりして曲をコピーしましょう。

打ち込みをすると、メロディーとコードの組み合わせやリズムを可視化できます。もちろん、楽器でも楽譜におこせば可視化は可能です。ここまで作業することで、曲を分析しやすくなり、自分の表現したいテーマに合わせたアイデアを生み出せるでしょう。

打ち込みをこれから始めたい人は、こちらの記事をご覧ください。DTMに必要なものを紹介しています。

作曲の勉強に役立つサイトやアプリ6選

作曲を始めるにあたって、便利なツールを活用すると効率的に勉強できます。ここからは、作曲初心者でも気軽に使えるサイトやアプリを6つ紹介します。

  • メロディやコードを学ぶなら「Sound Quest」
  • コード進行一覧や構成音を調べるなら「O-TO」
  • 作曲初心者でも安心「うちやま作曲教室」
  • 打ち込みに役立てたいなら「OTO×NOMA」
  • コード進行を解析してくれる「Chord Tracker」
  • アイデアをすぐ作曲に反映できる「マエストロ」

それぞれの特徴に合わせて、ぜひ活用してみましょう。

メロディやコードを学ぶなら「Sound Quest」

メロディやコードを学ぶなら「Sound Quest」

画像引用:Sound Quest|目次

Sound Quest」はメロディー・コード・リズムについて体系的に学べるサイトです。

音階から学べるうえ、既存の曲を具体例として紹介しながら解説しているため、1から勉強したい人でも安心です。

サイトは非常に多数の記事から構成されています。一部アカウント登録の必要な記事はあるものの、登録自体は無料です。気になる人は登録して読んでみましょう。

コード進行一覧や構成音を調べるなら「O-TO」

コード進行一覧や構成音を調べるなら「O-TO」

画像引用:O-TO|トップページ

O-TO」は コードに関する情報が充実しているサイトです。コードやスケールの検索や逆引き、ダイアトニックコード、転調についても調べられます。コードを調べたい、再現したい時に重宝するはずです。

また、コード進行一覧のページでは、それぞれのコード進行の所感も記載されており、眺めるだけでも興味深いものがあります。コード進行の組み合わせに悩んでいる時に複数のパターンを試してみると、しっくりくる進行が見つかるかもしれません。

作曲初心者でも安心「うちやま作曲教室」

作曲初心者でも安心「うちやま作曲教室」

画像引用:うちやま作曲教室|トップページ

うちやま作曲教室」は、これから作曲に挑戦する人にもぴったりな記事コンテンツが多数あるサイトです。基本的な知識からコラム記事まで充実しています。

初心者向けの記事から主にコードに関する音楽理論まで、読みやすい内容となっているため、ぜひ読んでみましょう。

打ち込みに役立てたいなら「OTO×NOMA」

打ち込みに役立てたいなら「OTO×NOMA」

画像引用:OTO×NOMA|トップページ

OTO×NOMA」は打ち込みのスキルアップに役立つサイトです。

動画講座がメインであり、有料のコンテンツもありますが、無料でもかなりの記事を閲覧できます。特に、コード理論はこれから作曲を勉強したい人にも分かりやすくまとめられています。楽器よりもDTMで作曲したい人向きのサイトです。

コード進行を解析してくれる「Chord Tracker」

コード進行を解析してくれる「Chord Tracker」

画像引用:App Store|Chord Tracker

「Chord Tracker」はヤマハが提供しているコード進行の解析に特化したアプリです。スマホに入っている曲のコード進行を自動で解説・表示してくれます。既存曲をコピーして分析したい時にぴったりでしょう。

AndroidでもiPhoneでも使えるため、それぞれのアプリストアから入手しましょう。

アイデアをすぐ作曲に反映できる「マエストロ」

アイデアをすぐ作曲に反映できる「マエストロ」

画像引用:Google Play|マエストロ

マエストロ」は、特別な楽器の知識がなくても、直感的な操作で作曲ができるアプリです。100種類以上の楽器が収録されており、作った曲の演奏もできます。

本格的なDAWソフトを買う前に打ち込みをしてみたい人、思いついたアイデアをすぐ曲作りに活かしたい人におすすめです。ただし、インストールはAndroidのみの対応となっているため、注意してください。

まとめ|作曲の勉強をするなら曲を聴きこんで分析しよう

作曲の勉強を始めるなら、既存の曲をしっかりと聴き込み、分析することが重要です。好きな曲をじっくり聴くことで、メロディーやコード進行の特徴が理解しやすくなります。さらに、実際に楽器で弾く、打ち込みで再現するなど、曲を分解して学べば自分の引き出しになる多くのヒントが得られるでしょう。

もちろん、音楽理論を学ぶのも有効です。一部の理論は独学でも習得可能であるため、紹介したサイトやアプリを活用して、身につけましょう。

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