1. HOME
  2. Article
  3. 初心者でも動画編集はできる?必要なものや手順、練習方法などを解説
Article / / /
動画編集

初心者でも動画編集はできる?必要なものや手順、練習方法などを解説

Article

21

「動画編集に興味があるけど、初心者には難しいかな?」と思ったことはありませんか?

SNSやYouTubeで動画の需要が高まり、動画編集に興味をもつ人も増えたでしょう。しかし、難しそうだからと、なかなか手を出せない人も多いものです。

そこでこの記事では初心者が動画編集を始めるにあたって必要なものや手順、クオリティを上げるポイントを解説しました。これから動画編集を始めてみたい人はぜひ参考にしてみてください。

動画編集に必要なもの

動画編集を始めるためには、ハードやソフトでいくつか必要なものがあります。

  • カメラ
  • パソコン
  • 動画編集ソフト
  • その他

動画編集に不可欠なものから、あると便利なアイテムまで以下で紹介します。

カメラ

動画編集を始めるにあたり、まずは撮影するためのカメラが必要です。スマートフォン(以下、スマホ)やビデオカメラといった手元にある機材を活用しても構いません。画質や機能(手ぶれ補正・オートフォーカスなど)が十分なら、既にあるもので良いでしょう。用途にもよりますが、本格的なビデオカメラでなくてもOKです。

どの媒体で見てもらうかによって必要な画質も異なります。さらに、場合によってはフルHDのような高画質な動画は容量が膨大になり、かえってデメリットになりかねません。

そのため、用途やアップロードする媒体を踏まえて、適切な画質のカメラを用意すると良いでしょう。

パソコン

パソコンは動画編集に必須ではないものの、編集作業がしやすいため用意した方が良いでしょう。パソコン上で編集する方が動作も安定しやすいですが、スペックにもよるので注意が必要です。 特に高画質な動画を編集するなら以下のスペックは満たしておきましょう。

  • CPU: 最低でもIntel Core i5以上、できればi7以上
  • メモリ: 16GB以上
  • ストレージ: 高速なSSD、できれば512GB以上

また、動画編集ソフトによって動作推奨スペックも異なるため、購入前に確認することをおすすめします。

動画編集ソフト

動画の編集やエフェクトの追加などを行うには、専用のソフトウェア(以下、ソフト)が必要です。ソフトは初心者向けの無料のものから、プロ仕様の有料のものまで、多数提供されています。対応OS(Windows・Mac)や価格はもちろん、自分のスキルレベルに合ったものを選びましょう。

初心者なら、直感的な操作ができるソフトがおすすめです。

動画編集のソフトに関しては、こちらの記事で解説しています。

その他

動画編集に必須ではありませんが、そのほかあれば便利なものはいくつかあります。

  • 三脚:カメラの安定・手ブレ防止
  • マイク:音質のクオリティ向上
  • 照明:場所を問わず撮影可能

いずれも、撮影・動画の質を高めるのに役立ちます。高性能なカメラを使わなくても、カメラの手ブレを防いだり、音声や照明を工夫したりすればカバーできる場合もあります。予算や用途に応じて揃えましょう。

初心者でもできる!動画編集の手順

パソコン 動画

動画編集のためのハードやソフトを用意したけど、何から手をつけたら良いか悩んでいませんか?ここからは初心者でもできる動画編集の始め方や手順を解説します。

1.動画や素材を準備する

まずは、編集したい動画や使用したい素材を準備します。ビデオカメラやスマホで撮影した動画は、あとで分かりやすいようにファイル名をつけておくと良いでしょう。

また、音楽(BGMや効果音)や画像などの素材も集めておくと、より凝った動画を作成できます。

2.動画を読み込む

準備した動画や素材を動画編集ソフトに読み込みます。この時、ファイル形式が対応しているか確認しておきましょう。

読み込み方法はソフトによって異なりますが、一般的には以下の手順で行います。

  1. ファイルメニューから「読み込み」または「インポート」を選択する
  2. 動画や素材が保存されているフォルダを選択する
  3. 読み込みたいファイルを選択して「開く」または「インポート」をクリックする

用意した素材全て読み込んでおくと後の工程が楽です。読み込みが完了したら、タイムライン上に動画を配置して編集の準備をします。

3.動画のカットや並べ替えをする

タイムライン上で動画のカットや並べ替えをしましょう。概ねどのソフトもタイムライン上で、以下の操作が行えます。

  • カット:動画や素材を特定の位置で分割する
  • トリミング:動画や素材の先頭や末尾を切り捨てる
  • ドラッグ&ドロップ:動画や素材をドラッグして順番を入れ替える

明らかに不要な部分があれば先にカットしておくと、その後の並べ替えが楽です。不要な部分を削除したり、シーンの順番を変えたりして、ストーリーの流れを作り上げましょう。

4.エフェクトや字幕を挿入する

動画の切り貼りが終わったら、エフェクトや字幕を追加して、より魅力的な動画にしましょう。

エフェクトで映像に動きをつけたり、字幕で情報を伝えたりすることで印象に残りやすく、分かりやすい動画になります。豊富なエフェクトや字幕を搭載しているソフトも多くあるので、さまざまな表現を試してみると面白いかもしれません。

しかし、エフェクトも字幕も「適度に」を意識しましょう。初心者にありがちなのが、エフェクトや字幕の詰め込みすぎです。ごちゃごちゃした動画になると見づらくなってしまうため注意してください。

エフェクトや字幕は多すぎず少なすぎず、統一感のあるデザインを心がけると、動画全体がまとまりますよ。

5.動画を書き出す

編集が完了したら、動画を書き出します。書き出し形式や解像度などを選択して、完成した動画を保存しますが、配信するプラットフォームに合わせた設定になるよう注意してください。

初心者がおさえておきたい動画編集のポイント

動画編集

動画編集を始めるにあたって、いくつか重要なポイントがあります。より見やすく、魅力的な動画を作るために参考にしてみてください。

動画の構成や制作の目的を明確にする

編集の前に、動画の構成や制作の目的を明確にしましょう。

どのようなメッセージを伝えたいのか、どのような印象を視聴者に与えたいのかによって構成・見せ方・ストーリー展開は変わるはずです。

目的をしっかり設定すれば、編集作業もスムーズに進められるうえ、一貫性のある動画を作れるでしょう。

分かりやすさを心がける

動画コンテンツを見る視聴者は、文字だけのコンテンツにはない分かりやすさを求めています

そのため、視聴者目線に立って分かりやすい動画になっているか考えましょう。YouTubeなどに投稿して、多くの人に見てもらいたいなら途中で離脱される動画はNGです。冗長にならないようにする、無駄なシーンはカットする、視覚的な工夫をするなどしましょう。

エフェクトや字幕に統一感をもたせる

動画全体の統一感を出すためには、エフェクトや字幕のスタイルを統一することが大切です。例えばYouTubeに投稿する際に、同じチャンネルの動画であれば、色味・フォント・アニメーションの種類を揃えることでブランディングにもなるでしょう。

エフェクトは多数あるため色々使いたくなるかもしれませんが、統一感をもたせることをおすすめします。

動画編集に関するよくある疑問

Q&A

ここからは動画編集によくある疑問に答えていきます。

動画編集1本でどれくらい時間がかかる?

動画編集にかかる時間は、動画の長さや複雑さ、編集者のスキルによって大きく異なります。どの程度の長さの動画を編集するかにもよりますが、一通りの工程を行うとおよそ8時間程度はかかるといわれています。

短い動画でも初心者のうちは、動画の切り貼り・エフェクト・字幕・BGMなどにそれぞれ1時間、長ければ2時間程度かかると考えておきましょう。時間を確保して、計画的に余裕を持って編集作業を進められると良いですね。

スマホで動画編集はできる?

一般的に動画編集はパソコンの方が作業しやすいです。しかし、スマホでも動画編集は出来ます。有料無料問わず便利なアプリが多数提供されており、YouTubeやInstagramにそのままアップロードできるものもあります。

アプリによって操作性は異なるため、色々試して合ったものを見つけられると良いですね。

動画編集の初心者向け練習方法はある?

初心者は動画編集をいきなり練習する前に、まずはYouTubeやソフトのチュートリアル動画をしっかり見ましょう。操作方法を学べるだけでなく、編集の流れも掴みやすくなります。

練習であれば、基本的なカット編集から始めてみましょう。その後エフェクトの追加や字幕の挿入など、少しずつスキルを広げていくのがおすすめです。

また、好きな動画や人気の動画を真似する練習も効果的です。どんな編集技術が使われているかを見ながら練習することになり、スキルが身につきやすくなるでしょう。

まとめ|初心者でも動画編集に挑戦してみよう

動画編集をこれから始めるなら、必要な機材やソフトを揃えて、基本的な手順と操作を覚えることから始めましょう。

動画の構成を明確にし、視聴者にとってわかりやすい編集を心がけるとクオリティも上がります。最初はかなり時間がかかってしまうかもしれませんが、慣れれば少しずつ時間短縮できるはずです。根気強く取り組みましょう。

SparCはクリエイターとして収益を得たい方々を応援しています。このページがお役に立てたら、ぜひSNSでも拡散をお願いします!