BASEで商品が売れない原因と対策を解説〜売れるものやジャンルも紹介〜
「BASEで自分の商品を販売したいけど、あまり売れないって本当かな?」
専門知識なしで簡単にネットショップが開設できるBASEですが、「販売してもなかなか売れない」という声も少なくありません。せっかく販売するのですから、お客さんに買ってもらって収入を得たいですよね。
そこでこの記事では、BASEで商品が売れない原因と対策、売れるもの売れないものを解説しています。これからBASEで販売しようと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
BASEで商品が売れない原因は?
引用:トップページ|BASE
BASEは誰でも簡単にネットショップを開設できるサービスです。専門的なweb知識がなくても良いため、オリジナル商品を制作するクリエイターの方などの参入も増えてきています。
しかし、開設までは簡単でも、その後なかなか商品が売れないという声も少なくありません。そこでBASEで商品を売れない原因を以下で解説します。
集客ができていない
BASEはネットショップではありますが、ECモール型ではないため、集客対策をしなければなりません。
現在、お客さんがBASEのショップにアクセスする手段はスマホアプリがメインとなっています(2023年7月時点)。amazonや楽天などのショップと比べると、まずショップや商品自体を見つけられる機会がかなり少ないことが分かるでしょう。
このようにBASEのスマホアプリを閲覧している人自体が少ないため、SNSなど他の媒体から集客する必要があります。
商品の魅力が伝わっていない・需要がない
商品の魅力が十分伝わらないとBASEではなかなか売れません。元々知名度のあるショップや商品であれば別ですが、オリジナル商品が多いBASEでは、以下のような状態ではお客さんに買ってもらうことは難しいと言えます。
- 画像のクオリティが低く視覚的に魅力が伝わらない
- 説明文の記載が簡潔すぎて詳細が分からない
商品の実物が良いものであっても、お客さんは画面上でしか判断できないため、いかに画像と説明文で素敵に見せるかが重要です。
また、そもそも商品に需要がない可能性もあります。魅力ある商品でもBASEであまり需要がなければ当然売れません。
サイトデザインが良くない
サイトのデザインが良くないとなかなか売れない場合があります。
BASEは専門的な知識がなくてもECサイトが作れ、その見た目は簡単に作れるとは思えないほどおしゃれです。
しかし、見た目が良くてもユーザーファーストなサイトになっていなければ、せっかくアクセスしてくださったお客さんが購入に至らない可能性があります。
今はスマートフォンからアクセスされるお客さんが多いため、スマートフォンからでもデザイン崩れが起きていないか確認するなど、見やすい作りになっているか今一度確認しましょう。
無在庫で信頼が得られない
無在庫受注生産はBASE公式でもお勧めされています。しかし、無在庫では信頼できないという方が一定数いることも否定できません。
販売する側としてはリスクの軽減のため無在庫販売ができるのはメリットですが、お客さんの目線から考えると不安に思う方もいるということを忘れないようにしましょう。
BASEで商品が売れない時にした方が良い対策
BASEで商品が売れない原因は上記のものが多くあります。そこで売れるためにした方が良い対策を以下にまとめました。
集客に注力する
BASEの集客機能は弱いため、売れるためには自ら集客に力を入れた方が効率的です。
集客方法は有料無料問わず多数あり、有料のものは広告を出すものがメインとなります。無料のものならSNSが良いでしょう。
特にInstagramはBASEとも相性が良いとされています。元々画像をメインに扱うSNSであること、画像の投稿だけでなくリールやストーリーズなどバラエティーに富んだアプローチが可能です。
SNSをはじめ無料有料問わずいくつかの集客方法を試してみることをおすすめします。
商品力アップに努める
商品の魅力が伝わるように、まずは画像のクオリティを上げましょう。
例えばハンドメイドマーケットなどは映える写真を掲載しているクリエイターが多いものです。様々なショップやマーケットを見て、どのような撮影(角度・配置など)をすれば映える写真が撮れるのか研究してみましょう。
また、商品の説明文も魅力が伝わるような記載をしましょう。使用している素材やサイズはもちろん、どのような場面で使えるか、反対に使用上の注意点まで細やかに記載することで詳細も伝わりやすくなり、さらにはお客さんの疑問点も解消されるはずです。
リサーチをする
BASEではそもそもどのような商品が売れるのか・需要があるのかをリサーチしておくと良いでしょう。
後述しますが、BASEでは売れにくいジャンルがあります。需要が少ないジャンルではいくら多く出品したからといって効果がない可能性もあります。販売方法を考える上でもリサーチは必要です。
実績作りをする
BASEでショップを開設したからといって、他の経路での販売が禁止されているわけではありません。
信頼度アップのため、他のECサイト・ネットショップなどで販売して実績を作るのも一つの方法です。他の販売経路での実績があれば、お客さんも安心して購入できるでしょう。
BASEで売れるもの・売れないものは?
BASEでは比較的売れるものとなかなか売れないものがあります。以下で良くあるジャンルの疑問に答えます。
ファッション・雑貨は売れやすい
BASEではファッションや雑貨が検索も多く売れやすいジャンルと言われています。出店数も多いことから需要も高いと言えるでしょう。
特にファッションの場合は、コーディネート写真など併せて掲載することをおすすめします。実際の使用イメージ・サイズ感がつかめるためお客さんもより買いやすくなるでしょう。
オリジナルグッズは売れない?
BASEでは多様なジャンルでネットショップの開設が簡単にできますが、ジャンルによってはなかなか売れない場合もあります。
一例としてオリジナルグッズはBASEではやや売れにくいようです。なぜなら知名度のないオリジナルグッズはBASE単体では集客が難しいためです。
オリジナルグッズをBASEで販売したい場合は、商品作りはもちろん、BASE以外からの集客に力を入れなければ難しいかもしれません。
monomyと連携しているけど売れない?
monomyとは、アプリ上でデザインすることでアクセサリーを制作できるアプリです。無在庫で販売できBASEとも連携できるため、メリットの多い販売方法のように思えますが、あまり売れないと言われています。
主な理由は価格の高さにあります。制作者はmonomyのアプリ上でパーツを組み合わせてデザインするだけでよく、そのほかの製作・梱包・発送などはmonomy側が対応してくれます。そのため必然的に原価に反映され、やや価格が高いと言わざるをえません。実際にmonomyで商品をみていただければ使用されている素材などに対して割高感があるのは否めないでしょう。
お客さんが手に取りやすい価格にすると1個あたりの利益がわずかとなってしまうため、価格設定が難しく、売れてもあまり収益が上がらないかもしれません。
古着は売れない?
古着はメルカリなどのフリマアプリの方が売れやすい傾向はあるものの、BASEでも徐々に売れる場合があるようです。
古着のショップはそのテイストによってファン化が期待できます。ファンが増えればネットショップならではの強みで売れる可能性も高くなるでしょう。
BASEで売れないなら他の販売場所を検討しよう
前述した通り、BASEはネットショップの開設が簡単ではあるものの、集客の必要があり、さらにはジャンルによっては売れにくい傾向があります。
そのため、売れるための対策を試しても難しいなら他の販売経路で販売するのも選択肢として考えておきましょう。BASEをやめた方がいいわけではありませんが、併行して他のプラットフォームなどでも出品してみると、BASEとは異なる層のお客さんの目に触れるかもしれません。
まとめ|BASEで売れない時は集客に注力してみよう
BASEはネットショップを簡単に開設できるサービスですが、そのままではなかなか売れません。
売れるためには自らSNSなどで集客したり商品を魅力的に見せる工夫をしたりする必要があります。特に集客に力を入れてファンを増やせればネットショップの売上も増えるかもしれません。
自身の商品をしっかりアピールして、ネット販売を成功させましょう。
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