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フィギュア複製の方法を解説!初心者でもできる手順や必要な道具を紹介

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自宅で制作したフィギュアを「色違いや模様違いで複製したい」「同じ形のフィギュアを量産してみたい」と考えたことはありませんか?

複製はプロや工場でないとできないと思われがちですが、道具や材料を揃えれば自宅でも可能です。

そこでこの記事では、趣味でフィギュアを制作している人に向けて、自宅で簡単にできる複製方法を解説します。ぜひ参考にして挑戦してみてください。

フィギュアの複製は自宅でも可能

フィギュア制作を趣味にしていると「複製したい」と思うこともあるでしょう。

イベントに出品する際に自作のフィギュアを量産したい時、複製したものを販売したい時、個人的に色違いや模様違いのバリエーションを作って楽しみたい時など、目的はさまざまです。

フィギュアの複製というと、プロの原型師や制作会社、工場でないとできないと思いがちですが、道具や材料を揃えて手順を踏めば自宅でもフィギュアの複製は可能です。

自宅で複製する場合は、シリコン型を使用して原型をコピーして、レジンで成形する方法が一般的です。

複製は難しそうに感じるかもしれませんが、手順を理解し、1つ1つの工程を丁寧に行えば初心者でもきれいな仕上がりを目指せます。以下で、フィギュアの複製に必要な道具や材料、やり方を紹介します。

フィギュアの複製に必要な道具と材料

まずは、フィギュアの複製に必要な道具と材料を紹介します。ものによっては100均で手に入るものもあるため、上手く安価なものを取り入れながら揃えてみましょう。

枠の材料

複製する際には、フィギュアを囲むための「枠」が必要です。枠は、型を作るためのシリコンを流し込む容器として使うもので、特にこれでなければならないものはありません。

枠の材料としては、側面をアクリルやプラスチックの板やブロックで、底に粘土を使う人が多いようです。ちなみに、紙コップのようなものでもフィギュアが十分入る大きさなら使用できます。

組み立てて使用するブロックなどであれば、複製したいパーツの大きさに合わせて使えるうえ、枠の高さを水平に作れる点がメリットといえます。

シリコン

フィギュアの原型を型取りするために使う材料がシリコンです。

2材を混ぜ合わせて使うシリコンが使いやすいでしょう。これを枠に流し込んで、硬化させ、精密な型をとります。柔軟かつ耐久性があるため、量産するのに最適です。

レジン

複製したいフィギュアの素材となるのがレジンです。こちらも2材を混ぜるタイプが主流で、硬化後に丈夫でツヤのある仕上がりになります

レジンと聞くとUVで硬化させるものを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、フィギュアの複製の場合は、混ぜるだけで硬化するレジンキャストを使用するのが一般的です。購入する際には間違えないように注意しましょう。

ミキシングカップとスティック

シリコンやレジンを混ぜ合わせるための容器とスティックも必須です。

100均で購入できる紙コップや竹串でも代用可能ですが、専用のものを使うとより扱いやすくなります。

計量器

シリコンやレジンを扱うなら計量器は欠かせません。なぜなら、2剤を混ぜる際に混合比を正確に測る必要があるためです。そのため、0.1g単位で測れるキッチンスケールやデジタル計量器を用意しましょう。

ヘラ

シリコンやレジンを型に流し込む際に、フィギュア周囲の細かい隙間を埋めるのに必要なのがヘラです。ポリエチレン製のヘラなら、シリコンやレジンが付着しても溶けることなく使用できます。

手袋とマスク

忘れがちですが重要なのが手袋とマスクです。手袋は手荒れ防止に準備しましょう。

また、防毒マスクも欠かせません。レジンを扱う際には有毒物質が発生するため、吸ってしまわないためにも装着してから作業してください。

初心者でもできるフィギュアの複製の手順

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ここからは初心者でも再現しやすい、フィギュアの複製方法の手順を紹介します。一般的な流れは以下の通りです。

  1. 枠を用意する
  2. シリコンで型を作る
  3. レジンを流し込む
  4. 塗装する

各工程をそれぞれ解説します。

1.枠を用意する

まずは、シリコンを流し入れるための枠を用意しましょう。

複製したいフィギュアよりも大きい枠を作るため、大きいパーツであればサイズに注意してください。枠の作り方に決まりはありませんが、最低限シリコンが漏れないようにする必要があります

初心者が自宅で複製するなら、ブロックで囲いを作る方法・紙コップで囲いとする方法が容易でしょう。ブロックを使う場合は、底は粘土やパネルを使うケースが多いようです。

2.シリコンで型を作る

次に、準備した枠の中に混合したシリコンを流し込みます。硬化時間は気温や湿度に左右され、夏で6時間程度、冬は24時間程度置いた方が無難です。

完全な硬化には時間がかかるものの、混ぜてしまうと少しずつ硬化がはじまるため、流し込む作業は早めに行いましょう。この際、シリコンは原型の細かい部分にもしっかり入り込むように、丁寧に流してください。

シリコンが硬化したら、フィギュアを取り外して型の完成です。

3.レジンを流し込む

2で完成したシリコン型に、フィギュアの素材となるレジンを流し込みます。レジンも混ぜた後は硬化が始まるため、素早く流し込んでください。

また、レジンの硬化の際には熱くなるため、やけどしないように注意しましょう

レジンが硬化したら取り外しますが、丁寧に作業しないとシリコンの型を傷つけてしまい、同じパーツ・フィギュアを量産できなくなるため、慎重に作業してください。

 

上記のように、レジンが硬化する様子を動画で見てみると、扱い方のイメージがわきやすくなるでしょう。

4.塗装する

型から取り外したレジンをいよいよ塗装します。

アクリル絵の具や専用塗料で色を塗って、フィギュアを完成させましょう。

フィギュアの複製に関するよくある疑問

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ここからはフィギュアの複製に関するよくある疑問に答えていきます。

初心者でも自宅で複製できる?

初心者でも自宅でフィギュアの複製はできます。ただし、シリコンやレジンの扱いが難しいかもしれません。

より身近な材料で簡単に複製に挑戦するなら、お湯で形を変えられるねんど(通称:おゆまる)を使用すると良いかもしれません。シリコンの代わりに簡易に型を作れるため、初めての複製には良いでしょう。

また、フィギュアの形状も重要です。複雑な形状のものはそれだけ難易度も上がるため、最初はシンプルな形状のもので挑戦しましょう。

気泡が入らないようにするにはどうすれば良い?

シリコンやレジンを注ぐ際、気泡を防ぐには丁寧に流し込むのが良いとされています。とはいえ、混ぜた後は硬化が始まるため、手早く作業しなければなりません。以下の点を踏まえて作業すると気泡が入りにくくなるでしょう。

  • 一気に全量流し込むのではなく、分けて流す
  • ヘラなどの道具を使ってパーツの細かいところまで流す
  • 目視できる気泡はエアダスターなどで潰す

そのほか、本格的に取り組むなら脱泡機を使う人もいるようです。初心者の場合は、上記の方法を取り入れると気泡が少なくなるでしょう。

複製したフィギュアを販売しても良い?

フィギュアの複製を趣味の範囲で楽しむ場合は問題ありませんが、販売する場合は注意が必要です。

自作のオリジナルデザイン・オリジナルキャラクターのフィギュアであれば販売しても問題ありません。しかし、既存のキャラクターの場合は、著作権によって勝手に販売できないため、著作者の許可が必要です。

ただし、イベントによっては事前の版権申請によって当日のみ販売可能になる場合もあります。よくある流れとしては、申請して費用を払い、フィギュアの画像を確認してもらうケースが多いようです。各イベントによって異なるため、参加を検討しているなら早めに確認しておきましょう。

フィギュアの複製は依頼できる?

フィギュアの複製をしたいけれど、どうしても自宅でシリコンやレジンを扱うのが不安なら、業者に任せるのも良いでしょう。

複製を専門に行う業者やクリエイターに依頼すれば、費用はかかりますが、高クオリティで量産できます。原型師の人向けに複製代行を請けている業者があるため、気になる人は調べてみましょう。

まとめ|フィギュアの複製方法をマスターして量産しよう

フィギュアの複製は、必要な道具をそろえれば自宅でも挑戦できます。

ただし、シリコンで型を作り、レジンを流し込むという一見シンプルな工程でも、取り扱いの難しさがあるため、注意は必要です。

量産できれば、全く同じものはもちろん、色や模様違いのフィギュアも楽しめます。初心者であれば、シンプルな形状のフィギュアから複製に挑戦してみましょう。

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