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絵師(イラストレーター)の平均年収は?他業種より低いって本当?収入アップを目指す方法も紹介

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絵やイラストを描く人を絵師・イラストレーターと呼びます。近年はコンテンツの多様化に伴って両者を目指す人が増えていますが、一方で「絵師の年収ってどのくらいなの?」「他業種より低いって本当?」といった疑問を抱く方も少なくありません。

そこで当記事では、絵師(イラストレーター)の平均年収について詳しく紹介します。絵師として収入アップを目指す方法も解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

絵師(イラストレーター)の平均年収は?

まず前提として、絵師とイラストレーターには仕事内容や役割に若干の違いがあります。

  • 絵師:オリジナリティのある絵やイラストを描く仕事
  • イラストレーター:クライアントの要望に沿ったイラストを描く仕事

厳密にいうと「絵師=イラストレーター」ではありませんが、近年は両者を兼ねるクリエイターが増えています。そのため、本記事では絵師・イラストレーターはほぼ同じ職種である、という形で進めさせていただきます。

では早速、絵師の平均年収について詳しくみていきましょう。

正社員の場合

求人ボックスの調査によると、正社員で勤める絵師(イラストレーター)の平均年収は364万円です。


引用:求人ボックス「イラストレーターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」

国税庁が発表している国内の平均年収443万円と比較しても、絵師の収入は決して高水準とはいえません。

ちなみに、絵師の平均年収は雇用形態によっても差があります(以下、求人ボックスのデータをもとに作成)。

雇用形態 平均年収
派遣社員 2,686,080円

内訳:時給1,399円×8時間×月20日×12ヶ月

パート・アルバイト 1,960,320円

内訳:時給1,021円×8時間×月20日×12ヶ月

いわゆる非正規雇用の場合は、正社員よりも低い年収になります。「絵師で稼ぎたい」「安定した収入を得たい」と考える方は、キャリア・収入アップのためにスキルや実績を積んでいくことが大切です。

フリーランスの場合

正社員とは違い、フリーランスの絵師の平均年収には個人ごとに大きな幅があります。「1枚いくら」の世界のため、高単価な案件を数多く受注できれば、高年収も夢ではないでしょう。

以下は、日本イラストレーター協会(JIA)が公表しているイラスト1枚あたりの相場です。

条件 報酬相場
人物1人、上半身、背景なし 3,000円~10,000円
人物2人、全身、背景なし 7,000円~20,000円
表紙イラスト 30,000円~150,000円
広告イラスト(ポスター A1) 80,000円~200,000円
広告イラスト

(チラシ╱パンフレット A4)

20,000円~90,000円
POP A4 20,000円~70,000円

参考:日本イラストレーター協会「イラストの料金」

イラストの相場はカットや使用される媒体、クオリティによって変動します。

初心者がクラウドソーシングなどで初案件の獲得を目指す場合は、上記よりも低い報酬を提示される可能性もあるため、注意が必要です。

一方、神絵師ともなると報酬や年収は大きく飛躍します。神絵師さいとう氏が自身のYouTubeチャンネルで発表したアンケート調査(絵師2,000人対象)では、以下のような結果がでています。

  • 年収100万円以下:29.1%
  • 年収200〜600万円:58.1%
  • 年収600万円以上:13.1%
  • 年収5000万円以上:0.7%

参考:モデルプラス「絵師2000人に年収調査 イラストレーター・さいとうなおきがアンケート結果を発表」

年収200万円〜600万円がピラミッドのボリュームゾーンである一方、年収600万円以上や、驚きの年収5,000万円以上の方も意外と多く存在することがわかりました。

副業の場合

副業で絵師として活躍している場合の年収は、稼働状況や実績などで異なります。前述した「1枚あたり〇円」をベースとして、どれだけの案件を抱えられるのか、というのが年収を決める大きな要素です。

【補足】神絵師や売れっ子イラストレーターには年収1,000万円・6,000万円以上も

神絵師や売れっ子イラストレーターのなかには、実際に年収1,000万円・年収6,000万円以上の方も存在します。もちろん誰もがなれるわけではないですが、高年収を目指せる夢のある職業といえるでしょう。

絵師(イラストレーター)で収入アップを目指す方法

絵師(イラストレーター)で収入アップを目指す方法を紹介します。正社員の平均年収は400万円未満ですが、実績やスキルを積み、効率的に案件を獲得することで、高年収を実現できます。

フリーランス(独立)になる

絵師やイラストレーターは、会社員で年収1,000万円以上を実現するのは困難です。そのため、絵師で年収アップを目指すなら、フリーランス(独立)として独立するのがおすすめです。

フリーランスの絵師であれば、報酬や案件数によっては年収1,000万円以上、もしくはそれ以上も目指せます。とはいえ、いきなりフリーランスになるのはリスクがあるので、副業から始めてみましょう。軌道に乗ってから独立するのが最適です。

会社員+副業で収入源を増やす

絵師で収入アップを目指したいときは、会社員として勤務しつつ、副業で収入源を増やすのがおすすめです。最近ではTwitterなどのSNSを通して活動している人も多くいます。

ただし、副業が可能かどうかは会社の就業規則や個人のキャパシティによって異なります。副業で収入アップを目指す場合は、事前に確認しておきましょう。

ポートフォリオを作成して単価交渉をする

フリーランスや副業の場合、絵師やイラストレーターの収入は報酬で変動します。そのため、単価交渉が収入アップへの近道となります。

とはいえ、クライアント側から単価アップを提案してくれるケースは少ないのが正直なところです。「実績やスキルを積めた」「現在の単価以上のパフォーマンスを出せている」と感じるなら、ポートフォリオを作成して積極的に単価交渉をしましょう。

市場が大きい業界から受注する、もしくは転職する

市場が大きい業界から受注したり、転職したりするのも収入アップを目指す方法の1つです。業界によって、絵師やイラストレーターに支払える報酬の限界が異なるためです。

とくに、近年ではゲーム・コミケ市場が成長しており、報酬アップを狙いやすいでしょう。市場が大きい業界から受注すれば、高単価が期待できます。

絵・イラスト+αのスキルを身につける

絵師やイラストレーターで高年収を目指すなら、絵・イラストだけでなく「+α」のスキルを身につけましょう。デザインやアニメーション、動画や漫画などに対応できるようになれば、マルチな人材として市場価値を高められます。

とくに、フリーランスはほかの絵師との差別化が必須です。クライアントが「離したくない」と思うような人材を目指しましょう。

絵師(イラストレーター)についておさらい

ここでは、絵師(イラストレーター)についておさらいします。仕事内容や将来性、必要な資格等を理解できるので、ぜひ参考にしてみてください。

仕事内容

絵師とイラストレーターの仕事内容は、大まかにいえば同じです。

とはいえ、絵師はオリジナリティのある絵を描く、イラストレーターはクライアントの要望に沿ったイラストを制作する、といった違いがあります。

主にデジタルツールを用いて、絵やイラストを制作し、クライアントに納品するまでが仕事です。一方、なかには企画提案やディレクションを任せられるような仕事もあります。

将来性

コンテンツの多様化に伴い、絵やイラストの需要・市場は拡大傾向にあります。とくに最近では、VTuberやライトノベル、ゲームなどの浸透によって、絵師やイラストレーターの需要も増加中です。

ただし、将来性がある職種といっても、活躍できるか高収入を得られるかどうかは努力次第です。日々学び、実績を積みながら、自身のスキルや作品をアピールし続ける必要があります。

必要な資格・スキル

絵師やイラストレーターに必須の資格はありません。未経験者の場合はアドビ関連の資格や色彩検定などを取得することで一定の知識があることを証明できますが、一般的にはスキルや実績のほうが重視されます。

求められるスキルはクライアントや会社によって異なります。以下は主に必要とされるスキルです。

  • デザインや色彩の基礎知識
  • クオリティの高いイラストを制作するスキル
  • デジタルツールの使用スキル
  • ディレクションスキル
  • 営業スキル など

長期で活躍したいなら、マルチな人材になれるよう、+αのスキル取得が欠かせません。

絵師(イラストレーター)になるには?

絵師(イラストレーター)になるには、いくつかの方法があります。

  • 未経験OKの求人に応募する
  • 専門学校やスクールで学んで就職する
  • 独学で学んで転職する
  • クラウドソーシングやマッチングサイトなどを活用して案件を獲得する

学生であれば、専門学校や大学の美術科・デザイン科で基礎を学んだあと、就職するのが王道です。主婦や社会人の場合は、専門学校よりもオンラインで受講できるスクールを視野に入れるのがよいでしょう。

また、絵やイラストは独学でも学べます。本や動画コンテンツで独学し、実際に制作したものをポートフォリオやSNSで公開してアピールしましょう。

案件獲得が難しいという方は、マッチングサイトやクリエイター向けプラットフォームをうまく活用するのもおすすめです。

「イラストレーター なるには」が公開されたら内部リンク

絵師(イラストレーター)で年収アップを目指すならプラットフォームをうまく活用しよう!

絵師(イラストレーター)の平均年収は364万円です。正社員のなかではやや低水準ですが、フリーランスや副業などで収入アップを目指せます。

年収を上げたいなら、日々の努力が必須です。とにかく絵を描くこと、勉強すること、世間にアピールすることを意識しましょう!

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