
【初心者向け】AIで作詞を自動生成!おすすめ作詞AIアプリ・サイトを5つ紹介
「メロディは作れたのに、言葉が浮かばず作詞が行き詰まってしまった…」こんな悩みを抱えている人におすすめなのが、AI作詞ツールです。
近年、AI技術の進化により、作詞をサポートするアプリやサイトが登場し、初心者でも簡単にオリジナル歌詞を作れるようになりました。
そこで今回は、作詞にAIを活用するメリットや選び方、おすすめの作詞AIツール5つを紹介します。無料で利用できるものも多いため、ぜひ試して作詞の壁を乗り越えましょう。
作詞にAIを活用するメリット
作詞にAIを活用するメリットは、初心者にも作詞の経験を積んだ人にもあります。
初心者であれば、オリジナル歌詞を作成する手助けにしたり、部分的なサポートツールとして活用したりするのも良いでしょう。また、オリジナル楽曲やボカロ曲を制作している人が歌詞を量産するのにも役立つはずです。以下で詳しく紹介します。
初心者でも自動生成でオリジナルな歌詞を作れる
作詞にAIを活用すれば、テーマやキーワードを入力するだけで、歌詞が自動生成されます。
例えば、「切ない」「希望」「未来」といった単語を入力・選択すると、テーマに合った詩的なフレーズを提案してくれるので、初心者でも簡単にオリジナル歌詞が作成可能です。
ただし、生成された歌詞を全編そのまま使うと違和感がある場合も少なくありません。そのため、生成された歌詞を推敲する、自分好みにアレンジする必要はあります。
言葉が浮かばない時のサポートツールになる
初心者が作詞をしていると、「メロディに対してちょうどいい言葉が出てこない…」といったう状況に陥りがちです。フレーズが思い浮かばない、韻を踏みたくてもアイデアが出ない、など悩ましい場面は少なくないでしょう。
そんな時、作詞にAIを活用すれば、思わぬアイデアを得られます。例えば、以下のような使い方もあるでしょう。
- メロディに合うワードをAIに提案してもらう
- 1番の歌詞を作った後、2番の歌詞をAIに考えてもらう
- 韻を踏んだ歌詞のパターンを自動生成してもらう
歌詞全体を作るというより、困った時のサポートに使うといったイメージで利用すると良いでしょう。
作詞のレベルや用途によりさまざまな活用ができる
作詞にAIを活用するメリットがあるのは初心者だけではありません。
初心者なら歌詞を書く際のアイデア出しにするのも良いですが、ある程度作詞ができる人ならAIが生成した歌詞を参考に自分らしいアレンジを加えるのも良いでしょう。また、慣れた人であれば、作詞スピードを向上させて効率的に歌詞を量産できます。
このようにAIを活用することで、作詞の可能性がぐっと広がるでしょう。
作詞できるAIアプリやサイトを選ぶポイント
作詞にAIを活用するといってもアプリやサイトの数は多く、どれを利用すれば良いのか迷う人も多いはずです。選ぶ際は、そもそもの作詞の目的や無料で試せるか否か、また日本語に対応しているかどうかをチェックしましょう。
作詞の目的に合っているか
そもそも作詞する目的に合ったAIアプリやサイトを選ぶ必要があります。短い曲の作詞をするのか、一般的な1曲分の長さ全体の作詞をするのか、作った曲をどう利用するのかでも選び方は異なります。
AIアプリやサイトによっては、1曲分の歌詞を生成するものもあれば短いフレーズのみの場合もあります。また、商用利用の可否も異なるため、曲をマネタイズに利用したいなら商用利用可能なアプリやサイトで生成すべきです。
無料で試せるかどうか
AI作詞アプリやサイトは無料で利用できるものもあれば、有料プランのみのものもあります。
無料トライアルを利用できる場合も多いものの、高機能なものは比較的有料プランのみとする場合が少なくありません。無料プランは使用回数の制限や機能の制限があるため、あくまでお試し程度に考えると良いでしょう。
日本語に対応しているか
作詞ツールに限りませんが、 AIツールは英語ベースのものが多い傾向にあります。もちろん日本語に対応しているものや日本向けに提供されているものもありますが、日本語で作詞をしたいなら、対応言語は最低限チェックしておきましょう。
おすすめのAI作詞アプリ・サイト5選
ここからは初心者向けにおすすめのAI作詞アプリやサイトを5つ紹介します。
- LyricStudio
- ChatGPT
- AIサッキョク
- AImailHub
- shikaki
無料のものをメインに紹介するため、これからAIで歌詞を作成したい人はぜひチェックしてみましょう。
※アプリやサイト利用の費用やその他については2025年2月現在の情報です。ご使用の際には最新の情報を確認してください。
LyricStudio
画像引用:LyricStudio|トップページ
「LyricStudio」は作詞のアイデアを提供してくれる Webアプリです。
曲のジャンルとテーマを選ぶとフレーズが多数生成されるため、音数や順序を踏まえて組み合わせていき歌詞を完成させていきます。韻をふませるように生成もできるため、ラップにも向いているかもしれません。
基本的には有料ですが、無料トライアルがあるため、操作感を試してみるのも良いでしょう。
費用 | 3.99〜5.99ドル/月(無料トライアルあり) |
商用利用 | OK |
言語 | 英語(日本語は開発中) |
特徴 | ・生成されたフレーズを組み合わせて作詞
・韻を踏ませるように生成可能 |
ChatGPT
画像引用:ChatGPT|トップページ
「ChatGPT」はOpenAIが提供しているチャット型のAIアプリです。
生成された歌詞の著作権はユーザーに帰属し、商用利用も可能ですが、入力した内容に著作物が含まれていると著作権を侵害したものが生成される恐れがあるため、注意してください。
チャット型で自由度が高い一方で、慣れないと十分な指示が出せず、思うような歌詞が生成されないかもしれません。
しかし、課金なしでも十分利用できるうえ、スマホからはアプリで手軽に利用できます。AIと対話しながら、歌詞を作りたい人は試してみる価値ありです。
費用 | 無料(30ドル/月で課金も可能) |
商用利用 | OK |
言語 | 基本的に日本語(英語使用をOKかNGで選択可能) |
特徴 | ・話しかけるように指示を出して歌詞を自動生成
・ジャンルや構成、テーマや雰囲気など自由度が高い |
AIサッキョク
画像引用:AIサッキョク|トップページ
「AIサッキョク」は曲のタイトルを入れるだけで歌詞を生成できるサイトです。
もちろん、曲の構成・ターゲット層・テーマなどを指定しての生成も可能です。「韻を踏んで」といった指示もできるので、曲のジャンルによっては重宝するかもしれません。
ちなみにAIサッキョクは、2025年2月現在では作詞機能のみですが、将来的に作曲やMV作成などもできるサービスを目指しているため、今後の展開が楽しみなサイトです。
費用 | 無料 |
商用利用 | 不明 |
言語 | 日本語・英語・中国語・韓国語・スペイン語 |
特徴 | ・ターゲット層として年代や性別の指定が可能
・韻を踏ませる指示が可能 |
AImailHub
画像引用:AImailHub|トップページ
「AImailHub」はAIが非常に手軽に作詞をしてくれるサイトです。
使用回数制限はあるものの、登録なしで無料でも利用できます。曲のテーマ・ジャンル・感情・言語を選択するだけなので手軽に歌詞を生成できる一方、曲の構成は指定できないので、言葉のアイデア出しに向いているかもしれません。
費用 | 無料・4.99〜9.9ドル/月 |
商用利用 | OK |
言語 | 日本語・英語・中国語・スペイン語 |
特徴 | ・登録なしでも利用可能
・曲のジャンルを指定できる |
shikaki
画像引用:shikaki|トップページ
「shikaki」は日本語の作詞をAIでサポートしてくれるサイトです。無料なうえに登録不要ですぐに利用できます。
タイトル・曲の構成・音数を指定すれば歌詞を生成してくれます。音数を細かく指定できるので、メロディがかたまっている時に重宝するかもしれません。
また、著作権はユーザーに帰属しているため、無料で商用利用できるツールを探しているなら、まずは試してみると良いでしょう。
費用 | 無料 |
商用利用 | OK |
言語 | 基本的に日本語(英語使用をOKかNGで選択可能) |
特徴 | ・登録なし・無料で利用可能
・男性視点か女性視点の設定可能 ・曲の構成ごとに音数を指定できる |
作詞にAIを活用する際の注意点
どんなAI作詞ツールがあるのかチェックしたら、実際に使用する前に著作権やAIならでは注意点について把握しておきたいものです。あとでトラブルにならないためにも、確認しておきましょう。
著作権について確認する
歌詞に限らず、AIで生成したものの著作権に関しては注意が必要です。
AIアプリやサイトで生成した歌詞の著作権が誰に帰属するのかをツールの利用規約などで予め確認しておきましょう。具体的には、サイトに「著作権フリー」「ロイヤリティフリー」「商用利用可(または不可)」といった表記が見つかる場合があります。
- 著作権フリー:著作権者が存在しない、もしくは制作者が著作権を行使しないため、誰でも自由に歌詞を利用できる
- ロイヤリティフリー:制作者が著作権を所持しているが、使用のたびの費用は発生しない(購入時に使用料を支払うケースはある)
- 商用利用:金銭的な利益を得る目的で歌詞を使用すること
例えば、「商用利用」の場合であれば、生成された歌詞を用いた楽曲を販売する・広告収入を得ている動画で歌詞や楽曲を使用する、などのケースが考えられます。個人が趣味の範囲で利用するなら問題ありませんが、生成された歌詞で作った楽曲を収益化に利用するのであれば、商用利用の可否は必ず確認しておきましょう。
歌詞のオリジナリティを確保する
AI作詞ツールは便利ですが、そのまま使うだけでは他の人と似たような歌詞になってしまいかねません。
そのため、AIが生成した歌詞をたたき台として、自分の言葉を加えてカスタマイズしましょう。自分の個性やアイデアを加える工夫をすれば、没個性にならず、あなたならではのオリジナリティを担保できるはずです。
AIの限界を理解しておく
AIによる歌詞の生成の質とスピードには目を見張るものがありますが、あくまで過去のデータをもとにしたディープラーニングによるものです。
感情の細やかな表現や文脈を完全に理解するのは現時点では難しいでしょう。まるっきりAIに頼るのではなく、補助ツール程度に捉えておき、人間の手によるアレンジは必須だと心得ておきたいものです。
まとめ|AIを活用して作詞に挑戦しよう!
初心者が作詞をしようと思ってもハードルが高いものですが、AIを活用すれば夢ではありません。ツールにもよりますが、曲のテーマやジャンル、構成などを指定すれば、あっという間に歌詞が生成されます。
ただし、生成された歌詞をそのまま使うと違和感があったり、オリジナリティがなかったりする場合もあります。そのため、あくまで生成された歌詞はたたき台として利用して、自分ならではの言葉をのせてオリジナルの歌詞を作ると良いでしょう。
SparCはクリエイターとして収益を得たい方々を応援しています。このページがお役に立てたら、ぜひSNSでも拡散をお願いします!