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VTuberに必要な機材一覧〜最低限必要な機材や費用なども解説〜

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VTuberとして配信してみたいけれど、どんな機材をそろえれば良いか悩んでいませんか?

配信をするなら、高性能なパソコンをはじめ、さまざまな機材が必要になります。また、アバターや配信内容によっても要不要が異なるものです。

そこでこの記事では、VTuberに必要な機材を紹介します。これからVTuberとして活動してみたい人は参考にしてみてください。

費用感については、2024年12月時点のものを記載しています。興味がある人は、最新の情報を確認しておきましょう。

VTuberに必要な機材一覧

VTuberに必要な機材一覧は以下の通りです。

  • PC
  • Webカメラ
  • マイク
  • トラッキング機材
  • VR機材
  • オーディオインターフェース
  • ミキサー
  • Stream Deck

上記の機材は最低限必要なものから、状況により必要なものまでさまざまです。ここからは、それぞれの機材について解説します。自分がVTuberとして活動するにあたって、どの機材が必要なのかチェックしてみましょう。

VTuberになるために最低限必要な機材と費用

VTuberとして活動するにあたって、必要な機材はいくつかあります。しかし、配信内容によっては不要なものもあるため、まずは必要最低限のものをおさえておきましょう。

  • PC
  • Webカメラ
  • マイク

上記の3つはVTuberに必須です。そうはいってもPC1つとってもピンキリなので、どの程度のものが必要なのか迷うでしょう。そこで、にじさんじやホロライブといった有名なVTuberが使っている機材もピックアップしつつ、およその費用感も併せて紹介します。

PC

VTuberの配信の中核を担うのがパソコンです。高画質の映像や音声をスムーズに処理するには、スペックの良いPCが欠かせません。推奨されるスペックは以下の通りです。

CPU Intel Core i9 12世代 以上

AMD Ryzen 9 5900X 以上

メモリ 32GB以上(できれば64GB以上)
容量 SSD 2TB以上(ゲームによっては3TB以上)

いわゆるゲーミングPCくらいのスペックが必要だと考えておきましょう。特にCPUは高スペックが求められます。また、配信内容によって要求されるスペックも高くなるため、まずはどんな配信をするか定めてから準備すると良いでしょう。費用感としては、概ね20万以上を想定しておきたいものです。

webカメラ

配信をするなら、顔の動きを捉えるためのカメラも必須です。

求める解像度は配信内容によっても異なりますが、2Dなら720p程度でも十分でしょう。一方で、料理や創作といったモデル以外も映す場合はフルHDや4KのWebカメラがおすすめです。

ノートPCの内蔵のものでも利用可能ですが、数千円で購入できるものが多いため、別途購入する方が良いでしょう。

マイク

クリアな音声を届けるためには、良質なマイクが欠かせません。Webカメラ同様に、ノートPCの内蔵のものでも一応利用可能ですが、音質にこだわるならマイクは配信用に購入したいものです。

ちなみに、にじさんじやホロライブといった有名なVTuberが使用しているマイクとして「NEUMANN KU100」「3Dio Free Space Pro Ⅱ (黒3Dio)」などが挙げられますが、非常に高額です。初心者がそこまでのものを購入する必要はありません。

マイクの種類は多数ありますが、配信向けとしてはコンデンサーマイクが定番です。価格は非常に幅広いですが、1万円から3万円ほどのモデルで十分でしょう。

3DでVTuberの配信をするなら必要な機材と費用

3DでVTuberの配信をするなら必要な機材と費用

VTuberのアバターには2Dと3Dがありますが、3Dアバターで配信する場合、専用の機材が必要になります。

  • トラッキング機材
  • VR機材

上記を導入すれば、3Dならではのリアルな動きを活かした配信ができます。費用はかさむものの全身の動きを表現できるのは大きな強みです。

ちなみに2Dであれば、Live2D公式のトラッキングソフトを利用すれば、自分の顔をWebカメラが認識して表情をトラッキングしてくれるので、かなりハードルは低くなるでしょう。

トラッキング機材

3Dモデルの動きをリアルタイムで反映させるには、トラッキング機材が必要です。Webカメラで読み取った人の表情や動きをアバターに反映して、リアルな表現を実現しています。

トラッキングは専用のモーションキャプチャー機材を使用しますが、以下のようにいくつか種類があります。

特徴 費用感
光学式 ・マーカーをつけて、複数のカメラで位置を追跡して動きの情報を取得する方法

・マーカーをつけるだけで良いが、マーカーが隠れてしまうと追跡できない

・精度は高いが高額

OptiTrack

(135,000円〜)

慣性(IMU)式 ・体にセンサーを装着して、向きや回転などの動きを測定する方法

・比較的安価だが、光学式には劣る

mocopi(44,000円)

Uni-motion(33,980円〜)

ビデオ式 複数のカメラで動きをトラッキングする方法。

・マーカーは不要で比較的安価だが、再現性がやや低い

MocapForAll(12,700円)

このように、価格は数万円から数十万になるものまで幅があります。VTuberの場合は、慣性式を採用する人が多いようです。配信内容や精度を考慮して選ぶと良いでしょう。

VR機材

3D配信を行うVTuberの場合、VR機材としてVRヘッドセット(HMD)も欠かせません。Meta Quest 2やHTC VIVE cosmos eliteなどが代表的で、費用は5万円から15万円程度と考えておきましょう。

VTuber配信のクオリティアップに役立つ機材と費用

VTuber配信のクオリティアップに役立つ機材と費用

VTuberとして配信に慣れてきたら、質を上げたいと思うものです。そんな時は、機材を追加すると良いかもしれません。

  • オーディオインターフェース
  • ミキサー
  • Stream Deck

上記の機材を導入すると、特に音質の面でクオリティが上がります。視聴者に心地よく聞いてもらえる配信や動画を目指すなら検討してみましょう。

オーディオインターフェース

音声のクオリティを大幅に改善できるのがオーディオインターフェースです。マイクとPCの間に接続し、ノイズを抑えたり音質を調整したりします。コンデンサーマイクを使用するなら必須の機材です。

高額な製品も多くありますが、1万円から3万円程度でも購入できます。

ミキサー

音声を細かくコントロールするための機材がミキサーです。複数の音を調整できるため、音声の音量調整はもちろん、複数の音のバランス調整など、BGMや効果音を使いこなしたい場合にも重宝します。

価格は数万程度が目安となります。安くはありませんが、複数の音源を簡単に調整できる点は魅力的です。

Stream Deck

配信の操作を効率化するためのデバイスとして人気なのがStream Deckです。ボタン1つでシーンの切り替えや効果音の再生、ミュートなどができるため、作業負担を減らせます。価格も数万円程度なので、もっとスムーズに配信をしたいなら導入すると良いでしょう。

VTuberの機材に関するよくある疑問

VTuberの機材に関するよくある疑問

ここからはVTuberの機材やアバターなどに関するよくある疑問に答えていきます。

VTuberのアバターはどうやって作る?

VTuberのアバターを1から作るなら、ペイントソフトとモデリングソフトが必要です。

PhotoshopやClipStudioといったペイントソフトでイラストを作成しますが、1枚絵だけで足りません。VTuberには表情変化が欠かせないので、ペイントソフトを活用してレイヤー分けをし、表情のパターンを多く作りましょう。

また、できたイラストを読み取って実際の動きや表情変化を反映させるのにモデリングソフトが必要です。代表的なのはLive2Dでしょう。

このようにペイントソフトとモデリングソフトでアバターは作れますが、初心者が1から作るのはかなり大変です。デジタルイラストが難しいなら、外注を検討した方が良いでしょう。

アバターの作り方については「VTuberの作り方〜個人勢が揃えるべき機材やアバターの作り方を解説〜」の記事で解説しています。

VTuberに必要な機材を安くするには?

まずは費用をかけずにVTuberとして活動してみたいなら、スマホで始めてみると良いかもしれません。無料で配信を始められるアプリが多数提供されているため、試してみて本格的に活動したいと思ったら、上記の機材をそろえると良いでしょう。

スマホで手軽にVTuberデビューしたいなら「無料でVTuberになる方法|2Dアバターの作り方やソフト、スマホアプリも紹介」の記事を参考にしてみてください。

まとめ|VTuberとして本格的に活動するなら機材をそろえよう

VTuber活動を始めるには、さまざまな機材が必要です。配信の性質上、特にパソコンは高スペックが求められるため、スムーズな配信をしたいなら初期投資としてゲーミングPCのような性能の高いものを導入しましょう。

その他は配信内容や2Dか3Dかにもよって、必要な機材は異なります。機材は一通りそろえると、費用も高額になりがちなので、まずは企画を十分に練ってから機材をそろえると良いでしょう。

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