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VTuber企画の考え方やネタ出しのヒントを解説〜面白い配信を目指そう〜

VTuber企画の考え方やネタ出しのヒントを解説〜面白い配信を目指そう〜

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VTuberとして配信を始めたものの、視聴者がなかなか増えず悩んでいませんか?

VTuber活動を始めたばかりの人が視聴者を増やすには、企画の創意工夫は欠かせません。場合によっては企画書も必要です。配信もスムーズに進行させ、クオリティの向上にも役立つでしょう。

そこでこの記事では、VTuberの企画における考え方やアイデアの出し方について解説します。これから本格的にVTuberとして活動したい、視聴者を増やしたい人は参考にしてみてください。

VTuberの配信に企画書は要る?必要なケースを紹介

VTuberとして活動するにあたって、企画書はマストではありません。しかし、配信内容によっては企画書が役立つ場合も多くあります

企画書を作る場合には、目的や背景・内容の詳細(流れ)・ターゲット・期待される効果・予算や必要機材などを記載しておくと良いでしょう。

特に、コラボ企画やプロジェクト、長期的な活動計画を立てる場合は企画書が求められます。以下で、それぞれ解説します。

コラボ企画をしたい時

他のVTuberやクリエイターと共同で企画を進める際には、企画書を用意する良いでしょう。双方の役割や流れ、機材などを明確にしておくと、配信もスムーズに進むためです。

特に、複数名が関わる場合は、文書化によって誤解も防げるため、トラブル回避にも役立つでしょう。

大型イベントやプロジェクトを考えている時

記念配信や複数日にわたる配信など大規模なプロジェクトでは、企画の全体像を整理するために企画書が欠かせません。

スケジュールや必要なリソースを可視化しておくと、計画の整理もしやすくなるうえ、無駄を省きやすくなります。

スポンサーシップの獲得を目指す時

企業やブランドとの提携を目指す場合は、企画書は不可欠といえます。企画の価値や見込み効果を伝えるために、説得力のある資料を作りましょう。

視聴者データや具体的な成果予測も盛り込めると良いかもしれません。提案内容が明確であれば、協賛も得やすくなるでしょう。

VTuber企画の例一覧

VTuber企画の例一覧

VTuberが扱える企画は多岐にわたります。それぞれの特色を理解し、自分の強みを活かした企画を考えましょう。

ゲーム実況

ゲーム配信は定番の企画です。新作や人気タイトルを選ぶと、多くの視聴者を引きつけられるでしょう。実況者のリアクションや独自のルールを加えると、より個性が際立ちます。

また、マルチプレイヤーゲームをリスナーと一緒にプレイすることで、コミュニケーションを深められるでしょう。

記念日やイベント企画

節目となる日を祝う企画は、特別感を演出できます。特定の目的やテーマを持った企画は視聴者の記憶に残りやすいものです。

登録者数の増加を記念する配信や季節イベントに合わせた内容、例えば「チャンネル登録10万人達成記念で24時間生配信を行う」など、スケール感のある企画も注目されるかもしれません。

記念日配信は、視聴者に感謝の気持ちを伝える場としても活用できるので、ある程度視聴者が増えてきたら試してみるのも良いでしょう。

視聴者参加型企画

視聴者参加型の企画は、視聴者と一体感が得られます。

コメントを通じて参加できる企画や、視聴者が投票で配信内容を決定する形式は、エンゲージメントの向上につながるでしょう。例えば、「アンケートで選ばれたゲームを実況する」「視聴者からの質問にリアルタイムで答える」なども良いかもしれません。

参加型企画を活用して、視聴者との距離を縮めましょう。

コラボ企画

他のVTuberやクリエイターと一緒に行うコラボ企画は、双方のファン層を共有できるため、チャンネルの成長にも効果的です。

ゲーム実況やトーク企画、さらには合同イベントなど、コラボの形態は多数あります。例えば、「新作ゲームの先行プレイを有名VTuberと一緒に行う」「テーマに基づいたトーク配信」なども良いかもしれません。

互いの個性を引き出しながら、一緒に楽しめる内容を作り、新たな視聴者を獲得しましょう。

歌ってみた

VTuberの中には、歌唱力を活かして「歌ってみた」動画を投稿する人も多くいます。流行の楽曲をカバーしたり、自分の好きな曲を披露することで、音楽ファンの視聴者も引きつけられるでしょう。

特に、オリジナルのアレンジやVTuberならではの演出を加えると、他のコンテンツとの差別化が図れるかもしれません。

踊ってみた

ダンスパフォーマンスは、視覚的に楽しめる企画です。3Dモデルを活用したり、振り付けを工夫すると、いっそう盛り上がるでしょう。

トラッキングを使ってアバターを踊らせられるため、ダンスが得意なVTuberにとって「踊ってみた」企画は自己表現の場として最適です。人気楽曲の振り付けを取り入れる、自身のオリジナルダンスを披露することで、視覚的な楽しさを提供しましょう。

ASMR

癒しをテーマにしたASMR配信は、リラックス効果を求める視聴者に人気があります。そもそもASMRは、リラクゼーション効果や睡眠を誘導するといわれています。

ASMRに挑戦するなら、配信の性質上、音質や録音環境にはこだわりましょう。特に、コンデンサーマイクとオーディオインターフェースは必須です。視聴者にくつろいでもらえるよう、より良い音質を届けられる機材の用意から始めましょう。

VTuber企画のネタ出しのヒント

VTuber企画のネタ出しのヒント

面白い企画を考えるには、日常の発想を活かしながら工夫を凝らすことが大切です。

日常生活や身近な話題を企画案に落とし込んだり、視聴者参加型の企画を取り入れたり、試行錯誤してみましょう。

日常生活や身近な話題をネタにする

普段の生活から配信のヒントを得ると、共感される企画を作りやすくなります。また、趣味や特技をテーマにすれば、自然体な配信も可能でしょう

例えば、趣味や日常の出来事を共有するのであれば、DIYや料理、ペットなども良いかもしれいません。また、リスナーの悩み相談を企画に取り入れれば、共感も得やすく、トークの幅も広がるでしょう。

視聴者参加型の企画を取り入れる

視聴者の意見を反映した企画は、一体感を生み出します。例えば、以下のような参加型の企画も考えられます。

  • 投票やアンケート:次の配信内容を視聴者が決める
  • コメントで答える企画:質問やお題をコメント欄から募集する
  • ゲーム対戦やコラボ:リスナーと一緒に遊ぶゲーム企画

一方向な配信も良いですが、双方向な配信で視聴者が参加できれば、エンゲージメントを高まるでしょう。

自分の強みを活かす

自分が得意なことを軸にした企画は、独自性が強くなるうえ、スキルを見せる場としても活用できます。

  • ゲームが得意なら「特定ゲームの縛りプレイ」や「大会企画」
  • 歌や楽器演奏が得意なら「オリジナル曲発表」や「リスナーリクエストライブ」
  • トーク力があるなら「雑談配信」や「お悩み相談」

強みを活かした企画は説得力もあり、長続きしやすいものです。自分の特技を改めて振り返ってみると、良い企画ができるかもしれません。

トレンドに乗る

流行を取り入れると、新規視聴者の獲得が期待できます。旬の話題に個性を加えれば、さらに注目を集められるでしょう。

トレンドの探し方としては、SNSや動画サイトのランキングを見る・季節やイベントに合わせるなども良いかもしれません。旬の話題にのって、多くの人に視聴してもらいましょう。

素材を変えてみる

いつもと異なるテーマや素材を取り入れると、新鮮さを演出できるうえ、それだけでもネタになります。

無料有料問わず、お部屋やセットの素材は提供されているため、マンネリだと感じたら、試してみると良いかもしれません。

VTuber企画の考え方のポイント

VTuber企画の考え方のポイント

企画を成功させるには、計画の段階でいくつかのポイントを押さえる必要があります。ターゲット層の分析や振り返りなどを行って企画力を磨きましょう。

ターゲット層を分析する

視聴者層を分析し、ニーズに合った内容を企画しましょう。ターゲット層はどんな人なのか、年齢や興味関心などを把握して、それに合った企画を立案することが大切です。ターゲット層が明確になれば、より刺さる企画を作りやすくなります。

企画のプロモーション方法を考える

SNSや他のプラットフォームを使った告知は、視聴者を集めるために欠かせません。宣伝のタイミングや方法を工夫すれば、期待感も高められ、リアタイする視聴者も増えるでしょう。

しかし、宣伝の時だけ告知しても、なかなか見てもらえません。そのため、日頃から他のSNSでも発信する習慣をつけておくと良いでしょう。

配信後に振り返り改善する

配信が終わった後はそのままにせず、視聴者の反応を分析して、次回に活かす改善策を検討しましょう。

小さな改善の積み重ねが、配信のクオリティを向上させます。毎回振り返って改善し、持続的に成長していきましょう。

まとめ|VTuberの配信に悩んだら企画を振り返ろう

VTuber活動を続けるなかで、企画の工夫は視聴者を増やす鍵となります。企画書を活用する場面を見極める、ネタ出しの工夫を凝らすことで、面白い配信が実現できるでしょう。

悩んだときは、初心に立ち返って企画を見直すと、視聴者にとって魅力的なコンテンツを作れるかもしれません。闇雲に配信するのでなく、企画からじっくり考えてみませんか?

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