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歌い手・歌ってみた

歌い手になるには?「歌ってみた」を投稿する手順や注意点を解説

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「憧れの歌い手のような活動をしてみたいけど、何からすれば良いんだろう?」このようなお悩みはありませんか?

「歌ってみた」動画さえ投稿すれば歌い手にはなれますが、投稿するまでが難しいと感じるかもしれません。そこでこの記事では、「歌ってみた」動画を制作して投稿する手順と注意点などについて解説します。歌い手として、多くの人に歌を聴いてほしい方は、ぜひ参考にしてみてください。

歌い手になるには「歌ってみた」を投稿すればOK

「歌ってみた」動画を投稿すれば、今日からあなたも「歌い手」です。投稿すれば世界中の人に聴いてもらえるうえ、収入を得られるかもしれません。難しく考えず挑戦してみましょう。

投稿さえすれば今日からあなたは歌い手!

有名な歌い手の動画を見ると、歌い手になるには、非常に優れた歌唱力や突き抜けた個性が必要なように思うかもしれません。

しかし、本来「歌い手」とは、ニコニコ動画やYouTubeで「歌ってみた」動画を投稿している人を指します。そのため、自分の歌声をアップロードすれば、老若男女問わず歌い手と呼べるのです。特別歌が上手でなくても、歌った様子を動画にしてアップロードすれば、今日から「歌い手」と名乗れます。

投稿すればたくさんの人に聴いてもらえる

「歌ってみた」動画を投稿することで、オフラインでは考えられないほどの人に歌を聞いてもらえます。もちろん、多くの人に聞いてもらうには工夫が必要です。投稿の概要欄の記載やハッシュタグの付け方、アイキャッチの作成など、動画編集のノウハウも欠かせません。

動画が多数の人の目や耳にとまれば、コメントをもらって交流を持てる場合もあります。オンラインならではの楽しみ方ができるのも歌い手の良い点でしょう。

動画の投稿により収入を得られる可能性もある

「歌ってみた」動画を投稿するプラットフォームによっては、広告収入を得られる可能性があります。もちろん、一定の条件を満たす必要はあります。例えばYouTubeで広告収入を得るためには、以下の条件をクリアしなくてはなりません(2024年5月現在)。

  • チャンネル登録者数1,000人以上
  • 長尺動画の総再生時間が過去365日で4,000時間以上(もしくはショート動画の視聴回数が過去90日間で1,000万回以上)

また、動画からの直接的な収入ではありませんが、歌い手として活動を続けていると、歌入れの依頼がくる可能性もあります。このように活動して人気が出れば、広告や依頼などで収入を得られるかもしれません。

投稿からデビューにつながる可能性もある

「歌ってみた」動画を投稿すれば、全世界の人が視聴できます。そのため、もし音楽業界の人の目にとまればデビューできるかもしれません。実際に歌い手からデビューした方がいるのはよく知られています。オンラインで誰にでも聴いてもらえるからこそ、さまざまな可能性を秘めているのです。

「歌ってみた」を投稿する手順

歌い手・歌ってみた

「歌ってみた」を投稿すれば歌い手になれるとはいっても、どうやって投稿すれば良いのか分からない方も多いでしょう。そんな方は、以下の手順を参考に試してみてください。

1.必要な機材と音源を揃える

まずは「歌ってみた」動画を制作するために必要な機材を揃えましょう。概ね必要となるのは以下のものです。

  • マイク:歌声を録音する
  • カラオケ音源:ボーカルの入っていない伴奏のみの音源に合わせて歌うため
  • DAWソフト:録音した歌声とカラオケ音源をMIXする
  • 動画編集ソフト:MIXした音源と素材を組み合わせて動画を制作する

ほかにもこだわれば多数の機材が必要です。歌い手に必要な機材については、こちらの記事で詳しく解説しています。

2.歌声を録音する

歌声の録音は自宅でもできますが、その際は環境や録音方法に注意を払ってください。

部屋で歌うと、意外に声が反響するものです。カーテンで囲まれている場所など歌声が響かないよう環境を整えましょう。

また、録音の際は、カラオケ音源を一緒に録音するのではなく、歌声のみを録音してください。バックの音源と歌声はあとでMIXした方が良い音になるためです。カラオケ音源をヘッドホンで聴きながら歌いましょう。

3.音源と歌声を合わせる

DAWソフトを使って、歌声とカラオケ音源を合わせるミックス作業をしましょう。歌声をカラオケ音源と別に録音することで、ボーカルと演奏のバランスを調整できます。

もし、自分で楽器を弾きながら歌う、いわゆる弾き語りで一発撮りするならこの3の工程は要りません。2の工程で動画撮影すればOKです。

4.MIXした音源を動画にする

動画編集ソフトを使って、3で作った音のデータを動画にします。動画といっても無理に動画を撮影したり動画素材を用意しなくても問題ありません。写真などを複数組み合わせてつなげればMV風の動画になります。静止画の素材を用意しておきましょう。

5.動画をアップロードする

4でできあがった動画データをYouTubeなどにアップロードすれば、あなたももう歌い手です。投稿の際はハッシュタグをつけて多くの人に視聴してもらえるようにしましょう。

歌い手として投稿する際に注意すべきこと

CD・著作権

「歌ってみた」動画を投稿する際にはいくつか注意が必要です。主に著作権に関する点で気を付けるべきことがあるため、以下で解説します。

アップロードしていい楽曲には制限がある

そもそも商業リリースされている楽曲の大多数は、JASRACNexToneといった音楽著作権管理事業者(以下、管理事業者)に著作権を管理されています。管理事業者はYouTubeやニコニコ動画と包括利用許諾契約を締結しているため、自分が投稿したい楽曲が管理されているものであればYouTubeなどにアップしてもOKです。

しかし、管理者事業者が異なる場合もあるので、事前に調べておきましょう。各管理事業者のサイトの検索画面から調べられるため、投稿したい楽曲で検索してみてください。

ちなみに、ボカロ曲のように商業リリースされていない曲は扱いが異なります。この場合、制作者が許可していれば使用OKです。ただし、「非営利目的に限る」と注意書きされている場合も多いため、こちらも事前に確認しておきましょう。

著作権を侵害しない音源を使用する

上記のアップロードしていい楽曲に該当するからといって、その楽曲の音源をそのまま使っていいわけではありません。CDなどの音源をそのまま流して録音するのはNGであり、権利者からの許諾が必要です。ただし、許諾に関して問い合わせても返事がなかったり、高額な使用料を求められたりする場合があるため、あまり現実的ではありません。

そのため、使用する音源は別途用意する必要があります。用意する方法は、オリジナルで作る・利用許諾されているカラオケ音源を使う、の2パターンに大別されます。前者であれば、自分でDTMで作っても良いですし、難しければ外注してもOKです。

投稿する際はクレジット表記を忘れない

動画を投稿する際は、忘れずにクレジット表記しましょう。完全に自分一人で動画を制作したのであれば不要ですが、協力者がいる場合も多いものです。

カラオケ音源の提供やMIXなど、力を借りた人がいれば、投稿の概要欄に記載してくださいね。

歌い手・歌ってみたに関するよくある質問

Q&A

ここからは歌い手や歌ってみた動画に関するよくある質問に答えていきます。

カラオケ店で録音してもいい?

カラオケ店は一見録音場所にぴったりと思われがちですが、意外に向いていません。

カラオケ店は部屋の特性上、音が反響しやすくなっています。そのためそのまま録音すると録りたい音以外の音が入ってしまいます。非常に聴きづらくなってしまうため、反響対策ができないのであれば、カラオケ店での録音は避けた方が無難です。

スマホだけでも歌い手になれる?

音質にこだわらなければスマホ1つでも歌ってみたの投稿はできます。歌ってみたを投稿するにあたり、録音と動画編集の工程は必要不可欠ですが、スマホのアプリでも可能です。

具体的には、録音に使えるアプリは、iPhoneなら「GarageBand」、Androidなら「Tune Me」などがあります。動画編集なら「PowerDirector」などのアプリで対応可能です。いきなり機材を買うのはハードルが高いのであれば、まずはスマホで挑戦してみると良いかもしれません。

歌い手になるのに必要なものは?

歌い手になるのに必要なのは歌唱力だけではありません。音源を制作する作業を考慮するとDTM使用スキルもあった方が良いでしょう。もちろん、難しければ外注するのもアリです。

技術面以外では、メンタル面ではありますが、めげない心・折れない心ももっていたいものです。全世界に向けて発信するため、批判コメントをはじめさまざまな意見をぶつけられる可能性があります。ある程度スルーできる、気にしないメンタルがないと活動が続けられません。

また、より多くの人に聴いてもらうにはSNSをうまく使う必要もあるため、発信の仕方やコミュニケーションを上手く取れると役立つかもしれません。

まとめ|歌ってみたを投稿して歌い手になろう

「歌ってみた」動画を投稿すれば、今日からあなたも歌い手です。カラオケ音源を用意して歌声を録音してMIXし、素材と組み合わせて動画にすれば投稿できます。

最低限スマホ1台あれば作れますが、著作権には注意してください。使用できる音源は限られているため、場合によっては自分でDTMで作る必要もあるかもしれません。ルール違反とならないように気をつけながら、楽しんで投稿してみてくださいね。

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